ピンキー

人口1万人以下の田舎に生まれた極度の人見知りが、やがてコミュ力お化けとなり年収3,000万円超えを果たすまでの軌跡。 人は変われるということを知って頂けたらと思います。 ※数字が振ってある記事はシリーズものです

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マガジン

  • キラキラ六本木編

    ブラック企業から見たこともない世界の会社へ転職した青年

  • 年商5億のシーシャビジネスの始め方

    全国6店舗、年商5億円規模のブランドを作り上げた筆者が、シーシャBARなどこれからシーシャビジネスを始めたい方向けに解説

  • ブラック企業体験記

    昭和体育会系ブラック企業へ新卒入社した男の体験談

  • 人見知り克服まで

    22年間の人見知りが治るまでの出来事

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年商5億のシーシャビジネススタートマニュアル

今回の内容は シーシャ店を全国6店舗展開 年商5億円規模まで成長させた経験を還元します。 構成としては今からシーシャ屋をオープンしたい人でも このNote1つみれば店の設計からシーシャ屋オペレーションまで 全てを理解できるようにするためのあれこれということで 大枠としては、 ・開業前 ・開業後(オペレーション) ・マーケティング(インスタグラムなど) この3つの軸でお話をしていきます。 ※マーケティングは後日加筆いたします 完成時に値段を変更します 初のNoteということ

¥10,000
    • 【キラキラ六本木編-第2話】どうにかしてね宜しく

      このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 --------- 「青年く〜ん、明日京都行ってきてくれない?」 既に時計の針は17時を指している。 「明日すか!?何時すか!?」 今日はどこで飲むかを考えていた青年は些か取り乱した。 「そうだねぇ、今からカメラマン捕まえてスタジオで機材揃えて朝イチだね」 チーン。という鐘の音が聞こえた気がした。 青年は大急ぎでカメラマンリストを開き

      • 【キラキラ六本木編-第1話】3人しかいない会社

        このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 --------- 「さて、次の仕事はどうしようか…」 無職になった青年は再就職先を探していた。 すぐに働かないと家賃などが払えず詰んでしまう。 (実際、このタイミングで初めてのアコムを経験した) 今では主流だが、当時としては珍しい“転職エージェント”を利用することにした青年。 早速指定された場所へと向かった。 グリーン装飾が施されたおし

        • 【ブラック企業入社編-5話】道徳心とは?

          このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 --------- 残業は当たり前、タイムカードは出勤時しか切らない。 それが当たり前だと思っていた青年は、ブラック企業にて一生懸命働いていた。 今で言うパワハラなどもあったが、それが社会人の宿命だと思い込んでいた。 そしてある日、決定的な出来事が起きる。 青年の仕事はオール電化機器の販売だった。 ガス生活をしているお宅に訪問し、切替を促す

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        記事

          【ブラック企業入社編-4話】たった2つだけ

          このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 ---------- いよいよ勤務開始日。 青年は配属先である都内の事務所へと向かっていた。 座学は完了していた。 いよいよ仕事が始まるんだ。 青年は高揚感でいっぱいだった。 (同時に通勤ラッシュを味わい都会の洗礼も浴びていた。) 事務所に着くと、新品のテスクが用意されていた。 どこにでもある「ザ・事務用デスク」だ。 部長と新卒7人という

          【ブラック企業入社編-4話】たった2つだけ

          【ブラック企業入社編-3話】恐怖の運動会

          このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 ---------- 遂に迎えた初出勤日。 青年はリュックサックを背負っていた。 初出勤後、そのまま宿泊研修があるという。 早朝、集合場所に集まった同期達は社会人になったんだと胸を踊らせていた。 給与支払い口座の申し込みを済ませた後、一同はバスへ乗り込んだ。 バスはしばらく走り、やがて山道に差し掛かり、大きな建物の前で停車した。 合宿所

          【ブラック企業入社編-3話】恐怖の運動会

          【ブラック企業入社編-2話】青年を襲う悲劇の連鎖

          このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 ---------- 青年は早速騙されていた。 北海道から遠隔で決めた新居。 大学を卒業し、青年は東京に近いという事で契約した千葉県松戸市の新居へと向かっていた。 羽田空港に降り立ち、、、 降り立ち、、、 青年は1人で電車に乗ったことが無かった。 (電車がある環境では無かったし、今までは同行者がいた) どうやって新居へ向かうのか分からない。

          【ブラック企業入社編-2話】青年を襲う悲劇の連鎖

          【ブラック企業入社編-1話】黒光りしたビーチボーイ

          このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 -------- ”君も1,000万プレイヤーにならないか?” 筋肉がムキムキのお兄さんの写真と共にそう書いてあった。 「これだ!」 就職活動の話である。 新卒用求人サイトを眺めていた青年。 国語の教師になる夢は大学受験に置いてきた。 大学生活はアルバイトばかりしていたが、アルバイト先からの社員雇用は断った。 そう、青年は特にやりたいことが

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          【極度の人見知りシリーズ-5話】殻は破られた

          このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 ——— 大学へ入学し青年となった。 志望校に進めずとも公立大学へ進めたことで、一旦は安堵していた青年。 入学式へ出向いた際、青年は愕然とした。 今まで勉強ばかりしてきた青年には、その光景は理解し難かった。 新入生控え室では、なんと酒盛りが行われていた。 言葉悪く言えば、とても民度が低かった。 周りにヤンチャな人間がいなかったと言えば確かにい

          【極度の人見知りシリーズ-5話】殻は破られた

          【極度の人見知りシリーズ-4話】初めての挫折

          このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 ——————– 親の勉学スパルタ教育のお陰もあり、少年は学力だけは長けていた。 小中とテストはほぼ全て100点(歌川広重を忘れて98点があったくらい) 余談だが、少年はノストラダムスの予言を信じていた為に高校受験の勉強を疎かにしていた。 何事もなく新年を迎えた少年は、ことの重大さに気付き鬼の追い込みを掛けた。 春、少年は無事に県内の進学校へ入学

          【極度の人見知りシリーズ-4話】初めての挫折

          【極度の人見知りシリーズ-3話】人見知りが戦う相手

          このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 —– 少年は小学生になっていた。 当時の通信表を見る限り、協調性や積極性は皆無だった。 運動は苦手だったが、勉強だけは抜群に出来ていた。 そんな少年は、この日も困っていた。 そう、「クラスでの決め事をする日」である。 掃除当番や様々な係は全てこの様式により決められていた。 勿論だが、これには大きな欠点がある。 (筆者が人見知りなだけだったが

          【極度の人見知りシリーズ-3話】人見知りが戦う相手

          【極度の人見知りシリーズ-2話】言葉の代わりに吐いたもの

          このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 —– その赤子は生まれて直ぐにカプセル生活を強いられたが、二足歩行が出来るまでに育っていた。 生死の境を彷徨った赤子も、それなりに大きくなっていたのだ。 少年はとんでもない田舎で人間としての道を歩んでいた。 どれだけの田舎かと言えば、道は砂利道であったし、電柱は木製だった。 トイレは勿論ボットン便所であるし、夜間は野良犬の群れが走り回り、

          【極度の人見知りシリーズ-2話】言葉の代わりに吐いたもの

          【極度の人見知りシリーズ-1話】その人見知りは産声さえ上げなかった

          このブログは、とんでもない田舎に生を受けた人見知りの少年が、やがてコミュ力お化けになり年収3,000万超えを果たす迄の軌跡である。 —– 「時間がありません。今すぐ決断してください。」 手術室から飛び出てくるなり、医者は端的に、語気を強めて判断を迫った。 判断を迫られたのは父と子。 27歳の青年とその父だ。 場所は青森県の某病院、元日から少し日が経った時であり、太陽はとうに沈んでいた。 医者が語気を強めたのには理由があった。 手術室に横たわる青年の妻は子を宿していなが

          【極度の人見知りシリーズ-1話】その人見知りは産声さえ上げなかった