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幸せな選択、不幸な選択/ポール ドーラン

読書好きな人が今まで読んだことを全部詰め込みましたって感じで書いてる本。
幸福についての本を何冊か読んだことがある人にとっては目新しいことはないけど、色々な本に書いてあったことがぎゅっと一冊にまとまっているので
全体を網羅するのにはいいかもだけど・・・。

でも、この手の本にありがちな結論もっとサクっと言ってくれてもいいですけどみたいなダラダラと回りくどい書き方なのでおすすめはしないかな。

あと幸福を感じる定義が「やりがい」って出てきてわかけどわからんって感じだった。
確かに幸福を感じる定義のやりがいと、社会的に当たり前に確保されるべき人権におけるやりがい搾取問題はまた別だと思う。
でも、幸福だけに焦点を当ててやりがいを感じることこそが幸福だ!みたいな書き方はちょっと違うんじゃないですかね。
結局最後までやりがい搾取問題については語られなかったし、全体的ななんだかなぁって感じだった。


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