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「ふつうの家族」にさようなら/山口 真由

40歳になったら子供が産めないなんて知らなかった、みたいな発言を彷彿とさせるスタートになんだか不安になる。
子供産まないって決めたわけではないけど産むの難しかもとなってしまった著者が気持ちと考えを整理するために書いた本だったんだと思う。

ありがちな感じの性教育の失敗をモロに受けた無知な人の本を掴んでしまったかなって思ったけど、なんと読み進めていくとフェミニズムを大学で学んでるような人じゃありませんか。
しかも海外でしっかりと。
なのでフェミニズム視点・・か・・?って感じで進んでいくんだけどそんな学びを一切感じさせない論調で進んでいく。
ざわざわと不安なまま話は進んでいきざわさわとしたまま終わった。

学があるはずなのに無知さが気になって共感どころではなかったし、本気で言ってるのかな・・・いやそうなんだけどこの肩書きでそれ言っていいのかなってちょっと不安になる感じで、いやそれはあなたの気持ちだし不安とかそういうのはわかるけど・・・もう少し違った角度から話ができるはずの人なのではってなんかすごい違和感のまま本は終わりました。

一体何だったんだ・・・。


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