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認知バイアス事典/情報文化研究所

物事の捉え方は個々によって大きく違いがある。
その中でどのようなバイアスがかかってそのように物事を捉えているのかを知ることができれば、これはバイアスがかかっているな違う方向から捉えることもできるなと気づくことができる。

無意識バイアスや根拠のない思い込みに対する指摘は近年増えてきていて、企業の研修とかでも取り上げられていることが多くなったなという印象。

無意識の差別や偏見、物事を断定してしまう危うさは誰にでもあるから知識としてしっかりと持っていることが大事で、とてもフラットに情報がまとめられたこの本は参考書して最適だった。

「見えている」ものとは、目に映る形そのままというよりは「自分の心が解釈した結果」

このスタート地点に立てるかどうかは大事だよな〜。
自分の認識を歪めてしまう、記憶をすり替えてしまうなどなぜそのようなことが起こるのかということもしっかり書かれていて面白かった。

ただ、ちょっと単調なんで最後までしっかり読み込むのは大変だったけど・・。
この知識があるかないかはもう今後の人付き合いの中では必須項目かなと思いました。


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