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NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法/マーシャル・B・ローゼンバーグ

soarの記事を読んで気になってすぐに本を読み始めた。
本を読まなくてもsoarの記事だけでもわかりやすいのでぜひ読んでみてね。

本は原作大事にしまくっているのがよくわかる翻訳で・・大変に読みにくかった。
でも、この方法のいいなと思ったところはシンプルで誰も傷つかずにだけど必要なものをきちんと要求して満たされるという当たり前のことが大前提にあるところ。
相手がこのメソッドを知らなくてもこのコミュニケーション方法がとれるのもとても良いな、共通認識がないと成り立たない方法って結構難しいんだよね。

メソッドは言葉にすると簡単なんだけど、本を読めば読むほど謎が深まっていく感じだった。。。
①状況を観察しシンプルに述べる
②観察結果自分がどう感じたかを述べる
③自分が何を必要としているかを明確にする

なんか、夫とのコミュニケーションに使えるかと思ったけどもっと問題を抱えた人たち向けだった。
言い争いの絶えない親子、もう何年も口をきいていない夫婦。
調停役になるやり方も最後の方に出てきたけど、上司になる予定もないし複数の子供を育てることもないし・・・あんまりイメージわかなくてサラっと読み飛ばしちゃった。

なんというか、コミュニケーションの方法って言うと難しく感じるけど、割と基本的なことなのかもと夫との関係を思い返してみて思った。
このメソッド全部やれてません、何もできていませんっていう関係は最悪になるだろうし逆にこの中の一つでもできてれば関係性はとてもいいんじゃないかな。
問題のない関係でもやっぱり壁は時々訪れるから、そういう時にこのメソッドは使えるかな。

自分が何を必要としているかをわかりやすく述べることによって相手にも伝わる。
言っているから伝わっているというのは大変な思い込みだということはこの本でよく書かれていた。
自分の必要としていることを相手に伝わる方法で言葉にすること。

なんか永遠の人類の課題感あるけど、だから人間関係って育てるの楽しいね。

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