国葬にする必要性ってどこにあるんでしょうね・・・。

今回は、今何かと物議を醸している「国葬」についてPinkishの個人的な意見を書いていこうかと思います。

今までに「国葬」された日本人は、明治11年の「 大久保利通」から始まり、天皇・皇族関係者・軍人など計28人だそうです。(安倍氏が国葬となれば29人目)
また、内閣総理大臣経験者では安倍氏を含め6人目となり戦後としては2人目の国葬となるみたいです。

天皇や皇族関係者が国葬されるのは、理解できるしそうであるべきだろうといます。憲法の中でも第一章第1条に「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」となっているので。皇族関係者もまた、天皇の親戚関係などだろうと思うのでなんとなく理解できます。

軍人に関して、今の「日本」に於いては、関係が無いに等しいので書きません。

さて、ここから「内閣総理大臣」の「国葬」について調べて書いていこうと思います。
「内閣総理大臣」経験者で最初に国葬されたのは明治時代に4回「内閣総理大臣」をした「伊藤博文」だそうです。その時の「国葬実施勅令」の画像がhttps://www.digital.archives.go.jp/img/161267です。
そのあと、大正時代や昭和初期にも国葬はありましたが、当時は今の憲法では無かったり、「国葬令」という法律が存在したので今回の「国葬」とは意味合いが違います。

戦後になってからは、今のところ「吉田茂」しか「国葬」されていません。
しかし、調べていくとその時は時の政権が野党を説得し内諾を得ていたそうです。

それ以降は、「佐藤栄作」の「国民葬」(政府と自民党、国民有志が共同で費用を支出した形式)での葬儀を除き、「内閣・自民党合同葬」や「衆院・内閣合同葬」といった形でしか行われていません。

安倍氏の葬儀を国葬にする理由として「岸田氏は安倍氏の首相在任期間が憲政史上最長となること」、「内政・外交の実績」、「国際社会からの評価」などを挙げてはいますが、明確な基準がないのが実情です。

でも、安倍氏で「国葬」なら、縁起が悪いことを書いて申し訳ないが、ご存命中の小泉氏が…となった場合は首相在任期間はどうであれ、ほぼほぼ確実に国葬扱いなんだろうな…今の政権の考え方だと…。

私、個人的には安倍氏より小泉氏の方が実績が大きいと思う「北」の問題の解決への第一歩を進め、拉致被害者の帰国を実現し、「省庁再編」や「郵政民営化」「当時のアメリカ大統領との良好な関係」等々。

今回、安倍氏の「国葬」概算が16億5000万円
それを国費で賄うぐらいなら、「物価の高騰の一部を政府が助成する」とか「ガソリン税を一時的に下げる」とか消費税を一時的にでもいいから「5%に戻す」とか色々他に考えることがあるんじゃないですか?と言ってしまいたくなる。

長文で失礼いたしました。

今回も読んでいただきありがとうございました。

Pinkish

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