不思議なこと(49日の相談してたら当人が来た?)

母が9月の末に亡くなった。
85歳だった。 癌を3回手術した人。 でも今度は戦うのをやめた。
私には2人弟がいる。  85歳の母を持つので、おばさん、おじさんである  今まで母親に、しきたりの事はいつも相談してきたので、49日をどの様に行えばよいのか手探り状態である。

そこで母の妹の叔母に相談した。
・コロナの時世であること。 
・母には知り合いが多く、49日を聞きつけて家に入らない程 人が来るかもしれない事。(葬式がそうだった。かろうじて手配した弁当は足りた)
・49日もやらない家も最近あること
・母が住んでいた家は今は誰もいないので、祭壇を組んだ後始末に困ること
・粗供養の手配
等を考え 結果私達姉弟3人+配偶者で行うこととなった。

その結論に至るまでに、20分ぐらい話をしていたであろうか。
段々、叔母の話がずっと同じことを繰り返すようになってきたので、
切り上げようとすると、また話を続けられる。
頭の中で、どうすれば切り上げることができるかを考えていた最中に玄関のインターホンが〝ピーンポーン”となった。
「おばちゃん、誰か来たわ。電話切るね。ごめんね。ありがとう」
といい、電話をきってインターホンを見る。
??? 真っ暗
その横にもう一台 モニター付きのインターホンは白いザーザーっとした壊れた画面が写る。    こりゃ駄目だ。出るか。
玄関を開けると誰も居ない。 ピンポンダッシュ???
遠くに年寄りが見えたが、流石にあんな所まで走れないよな。
窓を開け放していたので、壊れて写らないインターホンのザーザーという音が外にいても聞こえた。

むーおかしい・・・  しかし・・・このインターホン壊れてなかったっけ
だから、2代目を数年前に横につけたんだよな。 
電源は壁から這わしてるのか線がよくわからない。

いや、絶対ない 
自分で試してみた。 表に行きインターホンを鳴らす。
ピーンポーン なるよね。  さっきのザーザー画面は出なくて
横のモニターが私を録画していた。
ちなみに、録画画面を見返した。
ない。  さっき叔母の電話を切った時に鳴った時の録画はなかった。
私が不思議に思い試して確認した映像の前の録画は日にちが2週間も前のものだった。

弟に確認した。通電はしてないはずだと言われた。
母が確実に帰ってきたとしか言いようがない。
叔母に電話をもう一度かけた。
インターホンが鳴ったよね。と確認の電話すると叔母もチャイムの音は聞いた。  なので私の空耳ではない。
叔母は、きっと娘と叔母の話に自分(母)も加わりたかったのだろうと。

49日までは、天上へ行けないのだと思った1日だった。

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