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YouTubeで見られる!BLショートフィルム特集

最近の私の趣味、YouTubeでLGBTQショートフィルムを漁ること。

というか、一本見たら無限におすすめに出てきてしまって、収拾がつかなくなった。

普通の映画やドラマを見るには時間が足りないけれど、手軽に何か1本見たいな、と思った時のお供にぜひ。

※22年8月現在、日本語字幕がある作品のみを紹介。
※タイトルの便宜上BLと書いたが、ジャンルとしてはLGBTQに入るものが大半。

PD (35:03)

トーマス、17歳、高校生。
気になっている同級生のエステバンとゲームでキスをすることに。
しかし、そのキスをきっかけに学校中でトーマスの”噂”が出回ってしまう。

もはやこれを紹介したいだけ。

この作品はホモフォビア(同性愛嫌悪)がテーマ。

そんな最悪の空気を作り上げる高校生や大人たちと、その視線に晒される主人公たちが見どころ。

個人的にはエステバンから発せられる言葉や葛藤の表情が胸に突き刺さる。

いつか、全世界でみんながオープンに恋愛を楽しめる日が来るといいね。

Delivery Boy (15:37)

香港でデリバリーの配達員として働くチュンホ。
配達先でいつも顔を合わせるエリックのことが気になっていた。

香港人とイギリス人。

様々あるLGBTQ作品の中でも、アジア人と白人の組み合わせはレアかも。

更に、今時なフードデリバリー配達員と、常に忙しくしているホワイトカラー、という身分差が描かれているのもポイント。

ちなみに、同じ監督がもう一本ショートフィルムを公開しているが、そちらは日本語字幕なし。

STRAIGHT A (8:39)

現在交際中のアレックスとカイル。
しかし、アレックスは保守的な父親にはその事実を打ち明けられずにいた。

レアかも、と言いつつ、こちらも台湾にルーツを持つ男の子のお話。

優秀でありたい息子と、そんな息子に期待を寄せる父親。

だけど、ただ同性と付き合っている、それだけで何かが噛み合わない。

10分未満とショートフィルムの中でも特に短い部類ではあるが、そんな親子のワンシーンに注目。

同チャンネルには他にも日本語字幕のある作品が多数投稿されているので、是非お気に入りの作品を探してみて欲しい。

Once In Memory (17:06) / (23:42)

Once In Memory | Just found love เพิ่งรู้ว่ารัก [Eng Sub]
Once In Memory | Uncut

ある日、食堂を訪れたコング。
コングがいつも使っているテーブルには、同級生のフィルムがいた。
バスケやメッセージでのやり取りを通じ、2人の関係性は少しずつ変化していく。

私の一番の得意ジャンル、タイ。

「Love at first sight」では語られなかったフィルム視点でのお話、そして2人のその後が「Just found love」で描かれている。

タイならではの半袖シャツに青いハーフパンツが非常にキュート。

同チャンネルでは、一部を除き日本語字幕はないものの、他のショートフィルムやミニドラマシリーズも公開中。

LOVE OFF THE FOOTBALL FIELD (27:04)

就職をせず、地元でサッカーを続ける兄・ルーカスと、そんな兄にだけゲイであることカミングアウトしている高校生の弟・テオ。
ある日テオは、ネットで出会ったハリーという男と会うと言い出した。

この作品は書くか迷ったけれど、是非見て欲しいので入れることにした。

というのも、これはロマンスではなく、兄弟の関係性を描く作品だから。

時には喧嘩して、汚い言葉も使うし、わがままも言う。

だけど2人だけの秘密を共有できる、友達とも恋人とも親とも違う絶妙なバランスで保たれる関係、そんな兄弟のお話。

番外編-MV特集

いっそショートフィルムと呼んでいい。
そう思えるくらいストーリーも素敵なMVたち。

・First Time He Kissed a Boy / Kadie Elder

・Young Love / Eli Lieb

・蝶 / Acid Black Cherry

【Premium】Acid Black Cherry - 蝶
(YouTube PremiumではフルMVを公開中)

・Todo De Ti / Omar Rudberg

ここから先はただ私がオタク目線で語りたいだけの話。

2022年最大のマイブーム、それが彼、Omar Rudberg

普段から仲良しのNurboと自分のMVでキスしちゃお!ってなる発想、凄、プロだ。

Omar自身もセクシュアリティやジェンダーへの考え方をかなりオープンに語っているので、それもあってこんなMVが出来たのではないだろうか。

とにかくOmarの考え方や生き方や表現が、彼の歌やダンスや音に乗せられて、もっと広く知られたらいいな、と思う。

おわりに

今回は日本語字幕がある作品に絞って紹介した。

しかし、字幕の有無を抜きにすると、本当に数えきれないくらいたくさん投稿されている。

実際、私も数少ない字幕付きの作品ですら、まだ見つけた作品をすべて見られていない。

なので、このnoteも順次追記されるかも。

このnoteを読んでくれたあなたが、素敵な映像と出会えますように。


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