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ベアドゥと巡る春の函館-2-

早朝に出発だったせいで、早くもお腹が空いて来ました。
谷地頭の「カフェ谷地坂」でランチをすることにしたので漁港から急な坂を登ってやって来ました。
函館市内は基本フラットな地形ですけど、函館山の周辺だけは息が上がるような坂道になります。
観光ポスターやガイドブックの写真でお馴染みの風景ですね。

谷地頭から海を望む
海岸線の向こうは湯の川温泉
新緑に包まれた函館山
わかりにくいけど立ち枯れたヒマワリ
カフェ谷地坂


11時開店より早かったので、近くを歩いて写真を撮って時間を潰し、開店と同時に一番乗りでお店に入りました。
早めに来て良かったです。
店内のテーブルには予約席のプレートがいくつも置いてあります。
ご夫婦がご自宅で営んでいるカフェです。
地元の老若女子に人気みたいで、帰る時に駐車場に停まっているクルマを見たら地元函館ナンバーばかりでした。

アンティークなウサギと記念写真

洋館風の建物の雰囲気にぴったりなアンティークな小物や絵画で飾られた店内も素敵です。
予約してなかったけど、海を望むカウンター席に案内していただきました。

谷地坂ランチ
ミニデザートはランチのセット
それとカプチーノ

事前に調べたメニューではランチのお料理はこの定食のセットの他に、パスタやピザもあり、惹かれたのがフレンチトーストだったのですけど、フレンチトーストは前日までの予約が必要で、予約するの迷って結局し忘れたので、普通にこの定食にしました。
案内された時に、予約で混んでいるのでこのセットしか出せないと言われました。
そこそこのキャパをおふたりで切り盛りしているので、ランチセット限定なのも納得しました。
メインのイカとチンゲンサイの炊き合わせのイカが柔らかくてとても美味しかったです。
もちろん他のお料理もです。
人気のお店なのもわかりますね。
普通のテーブル席や窓際のカウンター席の他に和室の個室もあり、自宅を改装したのか、もともとカフェとして設計したのか不明ですけど、雰囲気もお料理もご夫婦も素敵なお店でした。

初めて見たヒキガエル注意の標識
立待岬に向かう修学旅行生のグループ

今回の函館では市内のあちこちで修学旅行の生徒を見かけましたし、市電でも毎回のように乗り合わせました。
去年まではあり得ない事でしたね。
この2年間たまたま修学旅行のタイミングだった学生たちにとっては気の毒としか言えないです。

空き家でしょうか。
八重桜と雪柳がまだ咲いてました。
この格子がレトロで堪りません。
板壁や雨戸のペンキの剥げ具合もいい感じです。

谷地頭の電停の先はちょっとした勾配になっています。
ちょうど電車がやって来ました。

これは昔懐かしいあの遊びの印でしょうか
ハクチョウヘルメット


こちらはニワトリヘルメット

次に歩いて向かったのは函館公園。
ミニ動物園とミニ遊園地のこどものくにが併設されています。


ハクチョウ
エゾリス


ヤギ

一番大きな動物でもポニーやミニチュアホースくらいで、猛獣も大型動物もいませんけど、きちんと管理されているみたいだし、説明書きも楽しく表示されていて、思ったより楽しめました。

観覧車
むき出しのバケット
観覧車からの眺め
公園のあずま屋でベアドゥと記念撮影

こどものくにの小さな観覧車は日本最古のもので、バケットはむき出しなので小さいながらもなかなかのスリルを味わえます。
入園料はなくて、個別に1回300円のチケットを買うシステム。
係員はみなさん親切で、観覧車だけしか乗りませんでしたけど、とても楽しかったです。
3日目にもう一度行こうと思ったくらいです。
ここは桜の名所でもあり函館市民の憩いの場でもあるようです。
桜は連休中に終わってしまいましたけど、八重桜はまだ見頃でした。
この日はちょっと風が強かったけど、晴れて気持ちの良いお天気でした。
観覧車から見える海の向こうの陸地は本州青森です。
思いのほか近くて驚きました。
公園の中にある博物館も入らなかったので、次回にはもっと時間を割いてあれこれ楽しもうと思います。

次は函館山に向かいました。
3に続きます。

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