平野 優

岡山県公立高等学校教諭(国語・平成19年採用)です。 岡山大学文学部で中国文学を専門に…

平野 優

岡山県公立高等学校教諭(国語・平成19年採用)です。 岡山大学文学部で中国文学を専門に学びました。現在は主に現代文を教えています。 Google Workspace for Educationの活用に強い関心があります。Google認定トレーナーです。

最近の記事

国語の力 ~高等学校で教えていて思うこと~

 高等学校で国語を教えはじめて15年。「国語力」とは何だろう?と自分なりに模索し続けています。学習指導要領を出発点にしつつも、やはりあの抽象的な文言のままで「腑に落ちる」ということはありません。授業者それぞれが自分なりの方法で具体化していくべきなのは言うまでもありませんが、私の場合は授業での具体化の前段階として、自分自身のフレームワークを作っています。現時点で腑に落ちているフレームワークがこちら。 ◆国語の力は三層構造 国語の力は、知識や語彙を身につける段階、他者の言説を正

    • まる・さんかく・しかく考

      こんな歌がある。 まるさんかくしかく まるさんかくしかく みっつのほしがあったとさ うちゅうのはての まだむこう まだむこう まだむこう コロコロふとった まんまるじんは まるいつくえに まるいイス まるいおへやで とびはねりゃ まるいおうちが ころげだす トンガリあたまの さんかくじんは さんかくまどの さんかくテント さんかくベッドで ねているが さんかくまくらが ちとこまる (中略) オカッパあたまのしかくじんは しかくいさかみち しかくやま しかくいくるまで ド

    国語の力 ~高等学校で教えていて思うこと~