2020/06/27　緊張の極み／すべてはフォローのおかげ

懸案の保護者説明会が終わった。緊張の極み。立場が変わるとこんなに違うのか。仕事を振るのが下手なこととか、段取りが悪いこととか、色々想定が足りないこととか、人前で話すのが下手なこととか、とにかく反省しかない。

よかれと思っての一言がある人に嫌な思いをさせていたということや、それを知らぬ間にフォローしてもらっていたこととか。

準備段階でもそうだ。分からないことが多すぎて、色んな人に助けてもらった。

帰りの電車の中で、尾田栄一郎『ONE PIECE』（集英社）のある場面を思い出す。第10巻・第90話のアーロン戦。主人公のルフィが「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」と敵であるアーロンに向かって言い切る場面だ。

ルフィのように人を惹きつけるものや、この後のコマでアーロンからそんなお前に何ができるかと問われて「お前に勝てる」と答えたような強さがあるわけでもない。申し訳ないことに、わたしは手を貸してくれる人に差出せるものを持ち合わせていない。

一段階段を上るためにも、自分が差出せるものを作りたい。そのためには随分と励まねばならない。たった一段が高く遠い。