2020/06/23 映画「刀剣乱舞-継承-」/新たな出会いの嬉しさ
映画「刀剣乱舞-継承-」がAmazon prime videoで公開されたと知り、早速観る。先日、高2の生徒と映画「死神遣いの事件帖-傀儡夜曲-」がおもしろかったという話をしたときに「それなら刀剣乱舞は観たほうがいい」と勧めてもらっていたのだ。なんとタイムリーなこと!
初心者にも設定が分かるようになっているし、物語がスムーズに進むので、観ることにストレスを感じることなく楽しめる。そもそもだけれど、設定とストーリーがおもしろかった。脚本は小林靖子さん。アニメ版『進撃の巨人』や『ジョジョの奇妙な冒険』のシリーズ構成を担当している人だ。以前から「伏線をそう張って、そういうふうに原作の話をつなぐのか!」と注目していた人なので、本作がおもしろいことにも納得がいく。
殺陣が多く華やかなので、アクションものとしても見応えがあった。時代劇と特撮の美しい融合。こういう世界があるのだなあと思う。日頃の生活の中で映画を観ること自体が少ないし、観てもドキュメンタリーだったりするので、先に書いた映画「死神遣いの事件帖-傀儡夜曲-」然り、久々に観た映画としても凄く新鮮だった。
ストーリー上、三日月宗近(鈴木拡樹)の殺陣が一番多く観られる。もちろんファンの欲目もあるけれど、これがまた格好いい。三日月の派手な出で立ちからすると少し意外で、能や、昔の時代劇のような重心の低い姿勢で動いている。
「刀剣乱舞」はゲームから始まり、実物の日本刀を博物館へ見に来る人が多くなったりと、一時期かなり話題になったので、作品の名前だけは知っていた。しかし、特に関心を持つこともなかった。それがここにきて、おもしろいと思っているのだから、本当に何があるか分からないものだ。新しいものに出会うのはとても楽しい。
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