うーまく12歳

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Systematic Review and Evidence Synthesis

What is evidence synthesis? Cochrane では evidence synthesisを “a way of combining information from multiple studies that have investigated the same thing, to come to an overall understanding of what they found.”「複数の研究から得られた情報を組み合わせて、発見された内容

    • New Rayyanの使い方(自分メモ)

      Rayyan気がついたら2024年6月に着々とスクリーニングが1レビューで出来る仕様に変更されていました Introducing the All New Rayyan with Major Enhancements and Exclusive Features 現時点でバグなのか仕様なのか不明ですが分かりにくい点もあり、レビュー作る度にどうだっけとなっているので自分メモです Legacyはそのうちにリタイアすると(公式には未表明?ですが)代理店のユサコさまより教えて頂きまし

      • Cochrane Effective Practice and Organisation of Care (EPOC)の検索記録シート

        Search audit template excel spreadsheetデータベースごとに検索式を記録できるフォーマットがEPOCで公開されていました。 質的研究の統合プロトコルフォーマットなどもありました Glenton C, Bohren MA, Downe S, Paulsen EJ, Lewin S. Cochrane Qualitative Evidence Synthesis: Protocol and review template. Version 1

        • ハゲタカ(略奪的)ジャーナルの扱いに言及している資料 2024.3時点

          学術情報(いわゆる研究論文)を探したり、利用したり、執筆したりなどされる方々は一度は耳にされているのではないかと思います。ハゲタカジャーナル・出版社とされる/疑われる論文、だいぶ目に留めるようになってきた所感があります(個人の感想です) でも、あくまで2024年3月30日時点でのメモですので、やはり都度最新の情報は、ご自身でお調べいただくことをお勧めします。 もちろんこれ以外にもたくさんの役立つ資料が有りますが、システマティックレビューを進める中で参照できる資料としては個人

        Systematic Review and Evidence Synthesis

          レビューのスクリーニングツール(メモ)

          (以下、自身がすでにrayyanを使い慣れているというバイアスがかなり入っています) 結論から言うと、Rayyan以外のツールに医中誌web書誌を取り込むには工夫が必要なため、医中誌webを含めたレビューには現時点では、Rayyanが1番便利と判断します。 今回は無料で利用できるツールを中心にメモしています Rayyan 無料アカウント(要登録)で3レビューまで利用可能 1)重複除去機能:あり 2)タイトル・抄録(T&A)スクリーニング 可能 3)フルテキストスクリーニン

          レビューのスクリーニングツール(メモ)

          2024年1月1日能登半島地震 震災関連資料 支援サービス

          保健・医療従事者向けコンテンツ 各出版社や学会等の公開目的に沿ってご利用ください。 「今日の臨床サポート」.エルゼビア・ジャパン 【震災支援】能登半島地震により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。能登半島地震の震災支援として、臨床医療支援ツール「今日の臨床サポート」のIDを無償で提供します。 <対象:被災者の医療支援に携わる医療従事者> 被災地医療の関連記事を無料公開致します. 中外医学社 保健・医療従事者が被災者と自分を守るためのポイント集、災害ボランテ

          2024年1月1日能登半島地震 震災関連資料 支援サービス

          検索式ピアレビュー

          #聞かれていつも都度調べがちなのでメモ 検索式ピアレビューってご存知でしょうか? 国内のSRなどではほとんど「検索式ピアレビューを行った」という報告の文献をお見かけしません。海外でも時々。くらいの印象でしょうか PRISMA-Sの項目14にもあるのですが認知度はイマイチのようです。 そもそも日本だとピアレビューを取りまとめるような仕組みがまだないこともあるのかもしれません。 自分が検討した検索戦略について、ほかの方から大まかに以下の点についてチェックリストに沿って検索式

          検索式ピアレビュー

          Rayyan(スクリーニングツール)のnewバージョンメモ

          Rayyan(スクリーニングツール)のnewバージョンについて、見た限りでの機能の違いですがメモしています。 newバージョンはログインした状態でヘッダー部分に表示される Try it now!からリンクされています。 1. 画面レイアウトの変更 自分のアカウントに紐づく全てのレビューが左側メニューに表示される  (現行バージョンは、プロジェクトを選択してしまうとAll reviewsで戻らないと他のプロジェクトは確認できない) ←どうやったら他のプロジェクトを確認できる

          Rayyan(スクリーニングツール)のnewバージョンメモ

          Ovidの特性(近接演算子とキーワードフィールド)

          購読している(学ばせていただくばかりのROM専門ですが)MLでovidについてやりとりがあり、大変勉強になったのでnoteにメモ kwとkfフィールドの違いについては個別に(いつもとても親切に教えてくださる)@SRLibProblems さんと @melsydavies さんから教えていただいていました。またMLのやりとりの細かいところの理解が自力ではできなかったので、@SRLibProblems さんに教えていただきました(ぺこり) (MLの内容そのままではアレなので、キ

          Ovidの特性(近接演算子とキーワードフィールド)

          システマティックレビューのためのベストツールと実践のためのガイダンス [参考文献]

          忘れないためにメモ Kolaski, Kat1; Logan, Lynne Romeiser2; Ioannidis, John P.A.3. Guidance to best tools and practices for systematic reviews. JBI Evidence Synthesis 21(9):p 1699-1731, September 2023. | DOI: 10.11124/JBIES-23-00139 JBIから発表されていました。

          システマティックレビューのためのベストツールと実践のためのガイダンス [参考文献]

          PubMedとOvid MEDLINEの違い

          現職ではovid MEDLINEも利用できるようになり、少し触っています。 実用につかうほどまだ理解できた自信がないため、もっと慎重に理解をしていく予定です。 国内ではあまり参照できる所を見つけられず、Mayo clinicさんのページを参照しています。 Effective Database Searching: MEDLINE (Ovid) MEDLINE (Ovid) - Effective Database Searching - Guides at Mayo Cli

          PubMedとOvid MEDLINEの違い

          検索に役立つ便利ツールいろいろメモ

          https://tedgrm.github.io/medsyntax/ MedSyntax 検索式が複雑になっていくような場合、括弧の閉じ忘れや入れ子にした検索式の構造が画期的に確認しやすいです #medlibs な @SRLibrarianProblems さんから教えていただきました ものすごくてきとーな検索例で。。。すみません 薬品や化合物などに限らないけどキーワード拾ったりするときに便利 化合物など調べて、PubChemから文献(PubMed)にもいけます

          検索に役立つ便利ツールいろいろメモ

          modernized ClinicalTrials.gov!

          2023年6月6日のNLMからのお知らせでClinicalTrials.govが新バージョンに置き換わってしまうと知りました。(クラッシック(旧)バージョンも2023年中は使用できるようです) たまたまClinicalTrials.govも含めた検索をしていて、軽く触りつつ検索は対応したのですが、(あと2件依頼が残っていることもあり)メモを残します。ここでは、検索インターフェースと検索アルゴリズムと検索結果のエクスポートの3点のみに絞ります。 ←自分が毎度すっかり忘れてしま

          modernized ClinicalTrials.gov!

          systematicreviewlution

          毎度どこやったんだっけとなるのでメモ Uttley, L., Quintana, D. S., Montgomery, P., Carroll, C., Page, M. J., Falzon, L., Sutton, A., & Moher, D. (2023). The Problems with Systematic Reviews: A Living Systematic Review. J Clin Epidemiol. https://doi.org/10.10

          systematicreviewlution

          Frameworks for research questions:リサーチクエスチョンのフレームワーク

          Patricia F. Anderson and Andrew Booth. Chapter4.Question Frameworks. Jewell, Sarah T. Piecing Together Systematic Reviews and Other Evidence Syntheses. Edited by Foster, Margaret J. et al., Rowman & Littlefield Unlimited Model, 2022. p.64.

          Frameworks for research questions:リサーチクエスチョンのフレームワーク

          OAメモ LSR(Living systematic reviews)

          Thomas, J., Noel-Storr, A., & McDonald, S. (2018). Evidence surveillance to keep up to date with new research. In P. Levay & J. Craven (Eds.), Systematic Searching (pp. 189-208). Facet. doi:10.29085/9781783303755.010 Living systematic revi

          OAメモ LSR(Living systematic reviews)