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書道で得たあれこれが卓球に活きているの意味

ピンポンポンです。
卓球未経験だけど、2024年7月にローマで開催される”卓球ワールドマスターズチャンピオンシップ”に出ることにしました。
このnoteでは、その道のりと関連するできごとを綴っています。

美しいが正しい

書道からの卓球ってなんの話?って感じですが、前に書いた↓記事のこと。雑に流してしまってた件をまとめました。

書道といえば昭和キッズ定番の習い事で、私も小学校1〜2年くらいまで近所のお教室に通っていました。

大人になってから自分で通い始めて、15年くらい続けていました。

私が通っていた書道教室は、かなり自由に好きなものを書かせてくれたので、とても楽しかったです。

今大河ドラマで紫式部をやってますけど、私はああいった平安のかな文字っぽいのが好きで、作品展では百人一首かるたを作ったり、源氏物語の好きなキャラ(朧月夜)の登場シーンを書いて巻物にしたりしてました。

本物の表装してもらうだけで、すごいうまそうに見えるのも良い。

現物はもう捨てちゃった。

趣味の習い事であっても、10年続けていたら何かしら大きな気づきがあるんだなってつくづく思います。

書道から学んだこともいっぱいあるけれど、そのひとつは、
美しいことが大事。そのためには基礎的な技術や王道を知らなければならない。
ということ。

いや、もともとわかってた。わかってたけど、書道を通してめちゃくちゃ実感しました。

上記の通り自由なお教室でしたけど、毎回必ず、欧陽詢とか智永とか王羲之とか、中国の名だたる書家の古典を臨書(ひたすらお手本を真似て書く)する宿題がありましたのよ。

臨書は退屈かもしれないけど、その練習なくして上達はないのです。それが嫌な人はやめちゃうんじゃないかな〜

幸い私は臨書も好きだったから続けることができて、自分でもはっきりわかるくらい書が変わりました。

”なんとなくできてるで押し切る”の誘惑

で、卓球ね、卓球。

書道の経験から、何事も基礎が大事で美しいが正義ということを身をもって実感しましたので、卓球を始めるとき「まずは美しい(正しい)フォームで打てるようになりたい」と思いました。

そりゃね、私みたいなど素人が最短でうまくなろうと思ったら、他に道はないんですけどね・・・

でも、
「とりあえず、なんとなくでも球が返せるようになればいんだよ!現時点で打ちやすい方法で行けるとこまで行くんじゃだめかい?
謎の動きしてるのにめっちゃ上手い人、いるよ?」
っていう気持ちも正直ゼロじゃないw

楽にうまくなりたい。美しいは正義だけど、楽も正義。

なんかこれって、
誰でも簡単に稼げる副業3つ!とか
食べたいものを食べながら1ヶ月で5キロ痩せる方法!とか
一塗りでシミが消える魔法のファンデーションとか
そういうのに心ときめくのと似ているかもしれません。

そんなんほぼムリやん・・・ってわかってるのに、ちょっと誘惑されるやつ。

でも誘惑はある。一瞬。

しかし、書道を頑張った私にはそんなまやかしは通用しない。

そんな魔法ねーし!とわかっているので、その誘惑は瞬殺しまして、地道に、ステップバイステップでやっています。

とにかく美しいが正解!丁寧に練習するのだ。

正しいフォームは、いってみれば茶の湯。わびさび。
無駄がなく、美しく、洗練され、リスペクトがある。

っておおげさだな、おいwww

でも、ほんとにそんなふうに、「わびさび!」と思って練習しています。

ひとつひとつの動きを、頭で理解しながら、ゆっくり、丁寧に動く。

動きの点をひとつずつしっかり作る。
その点を少しずつ繋げていく。
なめらかに動けるようになるまで、繰り返す。
力を抜く。
小手先で処理しない。

ってまあ、書くのは簡単よ。
これがサクッとできたらホント苦労しないw

ローマまであと半年をきっていますが、それまでに少しでもうまくなりたい。

以上、書道の学びを卓球に無理やりこじつけた話でした。

こじつけに乾杯!

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