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成長したい?本気か?

「成長したい?」と聞くとほぼ全員「成長したい。」と答えられます。
「人より早く成長したい?」と聞くとほぼ全員「はい。」と答えます。
でも、みんな成長したくないようにしか見えないような思考を持ち、行動をとります。

社会人経験30年?くらいかな。部下たちを育て、メンターを務め、案件を成功に導いてきた年寄りが真実を書きます。

年寄り全員老害!って思ってる成長できないピヨピヨはここで読むのをやめてください。素養がないので渡したくありません。
ただし、私は新卒からも「おっさん、おもれぇ!」って言われるおっさんですけどね。

まあ、素養がない人はどうせ読んでも受け取れないので良いですが。

①勢いと姿勢が大事

最近多いですね。
 「くれくれ!餌くれ!」
 「教育体制が整った企業が良い企業!」
 「初めてなんで、やったことないんで、できません!」
はっきり言います。「バカ」です。立派に育ててくれた両親に泣きながら土下座して謝ってください。

挙句の果てには有料のセミナーで、
 「根拠のない自信は無意味!」
 (全員あきらめろって?お前は初めてでもうまくやったのか?)
 「資格を取ろう!」
 (1級建築士の資格あっても、欠陥住宅作るよ!へーベル寒いぞ!)
とか、言う輩がはびこってて、若者の成長を阻害するもんだからたちが悪い。

「誰も教えてくれないなら自分で確立する。」くらいの勢いと姿勢を持ちましょう。ファーブルもアインシュタインも変態でした。

②どれくらい欲しがってるか、本当に欲しいのか。

何かスキルを手に入れたいとしましょう。ことさら、人より早く手に入れたいのなら、「欲しくて欲しくてたまらない。」くらいの気持ちじゃないと手に入りません。
それこそ、「喉から手が出終わって」ないと無理です。
「手に入らないと生きていけない~!」くらいが丁度良いです。

そうすれば、
 「論文が英語だからなぁ。」
 「国内に良さそうなセミナー、無いし。」
 「金も時間も無いし。」
というつまらない「ブレーキ」が外せます。

③まずは「理解」その後「実践」、「調整」、「ランクアップ」。

まず理解です。理解しなければ何も始まりません。
で、「理解の証」ですが、「自分の言葉でいくらでも他人に説明できる。」
状態になったら、一旦理解できたと判断しても良いでしょう。
足りなければ、後で足せば良いし、違ってたら後で直せば良い。
位で良いです。若い内は。年取ったらそんなの許されませんよ。

で、「実践」ですが、理解したものをそのまま「実戦」には使えません。
「数学」を社会に出た後に使えない人が多いのと同じです。

自分にフィットさせてください。既製服の様にサイズが合わないのにそのまま着てると、上手くいきません。
私なんかはスーツの上着、「14ドロップ」なんで、どんなに高い既製品もみっともなくなります。というより、買えません。
胸に合わせるとウエストだぼだぼ。第一、パンツがあいません。
胸囲108で合わせると、ウエスト90とかで、10詰めたらもうシルエットぐちゃぐちゃです。肩も破れます。

自分に合わせてください。見た目とか、声とか、色々調整しましょう。
特に「リーダーシップ」みたいなテーマの場合。

実戦で間違えたらどうしよう?って思います?
謝るだけでOKです。戦争ではないので命までは盗られません。
その代わり、トラブルになったようなときは全力でリカバリーしましょう。
それで、降格させられるような企業は「度量」が無いので「スーパーブラック」です。いくら、東証一部上場でもブラックです。むしろ闇です。

ブリティッシュスタイルのスーツなんかで言うと、採寸から馬に乗れるようになるまで2か月とかかけちゃいましょう。
それぐらい、自分にフィットさせないと使えません。

後は実体験から考察・分析した結果を反映してブラッシュアップを続けるだけでOKです。

④完成なんかない!

「完成した」=「成長ストップ」です。
有名なプロゴルファーでも、
「完璧なプレイが有ると信じてます。でも、自分はそれを実感したことがありません。何度か匂いを嗅いだことが有るだけです。」
みたいなセリフを残してます。マスターズ優勝しても、そういう心持ってるということです。

つまり、「未熟」、「発展途上」を恐れる必要が無いという事です。
私なんかは部下に「ぷぷ!まだそこか!うい奴め!」と感じます。
「いいぞぉ!みんなその地雷踏んで上手になるんだ!どんどん踏め!
 できる派手に爆発させろよ!落ち込みすぎだ!飲みに行くか?
 聞いてやるぞ!昼飯奢ってやろうか?」
ってなります。

はい。「本当の意味で生涯学習」なんです。

私の場合は昭和のおっさんなんで、
 「てやんでい!べらぼうめぇ!技術は学ぶもんじゃぁねぇ!盗むもん
  だ!」
とか、
 「山本五十六はなぁ、言って聞かせて、やって見せて、
  やらせて見せて。・・・」
なんていう時代でした。

まあ、実際問題、
 打ち合わせの後にねちねち喋り方を説教されたり、
 提案書を何回も書き直したり、
 月の稼働時間が700時間とか、
 ホワイトボードを「ガン!」とかゴミ箱蹴飛ばしながら怒号を浴びたりし
 ながら学んだわけですが、
無茶苦茶でしたけどね。
でも、
 二十代の頃から、五十代の社外の人に奢ってもらったり、
 仕事にもならないのに、他社の営業マンが月一で通ってくれたり、
 国内事例が0件の案件たくさんもらったり、
 どっかの名誉教授とか、何とか博士と飯食ったり、
いろいろ、教えてもらいました。

御名さん!老害ではありませんでした。
肥しを頂いたり、魚じゃなくて魚の釣り方を教わったり。

真にありがとうございました。
自分は今、生きています。

社内外で講習付けたり、製品発表会で枠貰ったり、全部生きてます。
クラブで聞いた話、一緒に風俗行った後ラーメン屋で聞いた話、
贔屓にしてたママさんが小料理屋を開いて、飲む前に晩飯食べながら聞いた事、全部生かされてます。

ありがとうございました!

だから、若い人にもこういうのです。

「ルフィーはなぁ!海賊王になる前に、俺は海賊王になる!って宣言するん
 だ。」
「ヤンウェンディはこういった。いいかいユリアン!そもそも、民主政治な
 んて言うのは民衆が自ら選んだ結果としての・・・」
「悟空がさ!そんなつえぇやつがいんだな!おら、ワクワクすっぞ!っ
 ていうだろ!」
「ナルトが、なんでイルカ先生を特別視するかわかるか?」
「緑屋少年がさ・・・」
「上弦の・・・うまいっ!」
「関ジャ二の立ち位置ってさ・・・」
「手越だって・・・」
この先も学び、レベルを上げたいと思います。

で、結局何が言いたいかって?

簡単です。実にシンプル。

何かを手っ取り早く手に入れたいなら、

死ぬ思いするか、
目から鱗、落とすだけです。

それだけです。

命!削らなくても大丈夫です。
削ったから知ってます。
目の曇り!とるだけです。
顔、洗えば目の曇りは取れます。

簡単な事です。

はい。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

コントラバス!ストリングなら指先から血が出るのが当たり前ですよね?
ハープ!血が出るのが当たり前ですよね?
出来ないように「先導」するんですよ!世の中が。

評価者がほぼ全員偽物です!
それをこそ「老害」と呼びましょう!
同世代に言います。
「老害です!日本、つぶす気ですか?」

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