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神は現場の細部に宿る

職場のすぐそばにあるセブンイレブン。
そこでは、非常に失望させられることが
多い。
何に失望させられるのか。
それは、プライスカードが、
全くと言っていいほど実際の商品と
合っていない
のである。

「これを買ってみたいな」
と思って価格を見る。
しかし、そこにあるのは、
残念ながら別の商品の名前と価格。
これでは、せっかく買おうと思った
気持ちがヘナヘナと萎んでいかざるを
得ない

一度、日清の「完全メシ」という商品が
目に入り、前から買ってみたいと思って
いたこともあって、あまり詳細までは
確認せずに、パッと目に入った価格、
だいたい250円ぐらい
、というのを確認
して、まあそんなものだろうと思いつつ
レジに行ったら、実際には350円ぐらい
だった
という経験をした。

想定と100円も違うので、正直なところ
そんなに高いんだったら買わなかったよー
という感情がなきにしもあらず。
ただ、やっぱりやめた、というわけにも
いかないので、そのまま買ったのではあるが、
なんだかやるせない気分になったのだ。

どんな商品であれ、売るための準備を
散々してきた最後、コンビニの棚に並んだ
ところで詰めが甘いと、結局売り逃しが
発生しかねない

正しい価格が分からない商品を、
わざわざレジに持っていこうという人は、
かなり奇特である。
大抵の人は、わざわざ店員に確認したり
する手間はかけない。
つまり、買わないという選択肢を取る。
何とももったいないと言わざるを得ない。

「神は細部に宿る」とはよく言うが、
ほんの僅かな棚スペースに、
商品がお行儀よく並び、それに合わせて
正確なプライスカードが紐づいて、
ようやく商品が売れていくわけだ。
決して細部を疎かにしてはならないのだ。
そのように「反面教師」として自らの肝に
命じる日々である。

思うに、コンビニで働いている店員さんは
外国人も多く、昨今の人手不足もあって
なかなか良い人材が定着しないということ
なのかもしれない。

コンビニの取扱品目数の膨大さ
そして宅急便やら公共料金やらとかなり
増えているオペレーションの複雑さなども
考えてみれば、プライスカードが全ての
商品に関してきっちり正確な状態を作ると
いうのは難易度が高いのかもしれない。

とはいえ、世の中のスーパーマーケットに
せよ、ドラッグストアにせよ、ほとんどの
お店では商品とプライスカードの正しい
1対1関係
が実際に実現できているのも
確かだ。

世界に誇れる、優れたオペレーションの
モデルを構築してきたコンビニエンス
ストアが、やってできないはずはない。

恐らくはボトルネックになっているで
あろう、アルバイト頼みの人員の質の
問題
をいかに解決するか。
何年かかるかは分からないが、きっと
優れたソリューションが近未来には
生まれているものと想像している。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。