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自動詞的リスキリングと他動詞的リスキリング

最近よく聞くバズワードの一つに、
「リスキリング」が挙げられる。
2年程前に、リスを殺すことではないよ、
などというベタなネタと共に、
このnoteで取り上げたこともあった。

先日、この言葉の解説を聞いて、
今まで少し誤解していたことが
分かった。

というのも、この言葉の「主語」
あくまで「ビジネスパーソン」だと
思っていたのだが、それだけではなく、
むしろ「国」「企業」であることの方が
多いらしいとのことなのだ。

「Skill」という単語は、
主に名詞で使われることが多いが、
ing形で使われていることから、
この文脈では動詞である。
動詞には自動詞と他動詞があり、
「リスキリング」はてっきり自動詞的な
使い方であると思っていたところ、
実は、目的語を伴う前提の、他動詞的な
使い方が多い
というのだ。

「リスキリング」が声高に叫ばれるように
なった背景には、世の中の事業環境が
大きく変化しているという事実
がある。
耳にタコができる程聞かされている
「VUCA」を今さら説明するまでもなく、
変化の激しさは誰もが実感するところだと
思われる。

そんな中、「DX」がソリューションと
して持ち上げられ、ビジネスパーソンは
すべからくデジタルに習熟すべき時代

突入している。

彼らが自ら習熟する、つまり自動詞的な
「リスキリング」の使われ方もある。
その一方で、国や企業がより積極的に
習熟を後押しする、すなわち他動詞的な
「リスキリング」の方が、より広く
使われている
ようなのだ。

ただ、世の中の状況がそうであっても、
自分の所属している会社(公務員の場合は
国や地方自治体等)が、積極的にこの
「リスキリング」のお膳立てをしてくれる
とは限らないし、そこをあまり期待すべき
でもない。

自分から積極的に、自らを「リスキリング」
していく位の気概、やる気がある人こそが、
より多くの会社や経営者から求められる人材
である
ことは疑いないだろう。

具体的な「リスキリング」の中身としては、
デジタルに習熟することが想定されている
わけだが、私の立場からは、これに加えて
「マーケティング」の考え方を身に付ける
こと
が望ましいことを訴えたい。

「マーケティング」の考え方は、
突き詰めれば、ほぼ事業経営の根幹そのもの
となる考え方であり、発想である。
経営学の泰斗であるドラッカーも、
同趣旨のことを述べている。

そんな思いから、社会人の早いうちに
マーケティングの基礎を体系的に学んで
おいた方が良い
という結論に至り、
Udemyというオンラインセミナーの
プラットフォームで講座を提供している。

社会人としてベテランの方であっても、
これまでにマーケティングを体系的に
学んだことがない場合は、取り組んで
みる価値は大いにある。

デジタルへの習熟と併せて、ビジネスの
基礎体力を増強できるマーケティングの
考え方を、是非学んでみて欲しい。

Udemyでは、頻繁に「セール」を行って
いるが、やはり「思い立ったが吉日」。
セールまで待とうと、判断を先送りしたが
最後、まず思い出せなくなるものだ。

そこで、10月の間は有効に使える
93%オフクーポン
をご用意した。
Udemyのセールも、その時々でオフ率が
異なるものの、概ね似たような金額と
なることが多いので、安心してお使い
いただければ幸いである。



己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。