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二十四節気は巡る

今日は冬至
冬至といえば、柚子湯。
あるいは南瓜。

一年で最も夜が長く、
最も昼が短い日

明日からは、一日ずつ日が長く
なっていく。

冬至は、二十四節気の一つ。
二十四あるうち、あなたはいくつ
ソラで言えるだろうか?

冬至夏至春分秋分
かなりの人が正解するだろう。
同じく、四季がそれぞれ入る
立春立夏立秋立冬
正解しやすい。

それ以外で覚えやすいのは、
「大」と「小」が入るもの。
大寒小寒大雪小雪
冬にあるほか、大暑小暑
夏にある。
春と秋にはない。

ここまでで、合計14個。
残りまだ10もある。
詳細はリンク先に譲るが、
春の訪れが近づき、虫がそろそろ
動き出すよ〜という啓蟄(けいちつ)、
穀物にとっての恵みの雨が降る
穀雨(こくう)など、
季節の微妙な変化を教えて
くれるものが多い。

小売店では、この二十四節気を
取り入れた販促カレンダー
作っているところが多い。
冬至なら、柚子とか南瓜が売れる
から、直前の一週間は平台を確保
して展開しよう、などと計画を
するわけだ。

季節を感じさせる売場展開は、
消費者に様々な気付きを与え、
何かを買い求めるモチベーション
高めることにつながる。
極めて単純な話だが、
その単純で当たり前なことを
着実に遂行するのとしないのとでは
売上に大きな差が出るはずだ。

その上で、自分たちなりの独自の
工夫をどこまで足せるか。
二十四節気は、誰もが知っている
わけで、そこにどんな付加価値を
乗せていけるか。
いわゆる「企画力」が試されている
と言えるだろう。

小売店ではないので、これまで
二十四節気のことなど考えたことが
なかった!などという会社なり
業界・業態なりがもしあったなら、
どうやって活用できるか、企画して
みると面白いのではないか。

一年は12ヶ月だから、半月に一度は
この二十四節気というイベントが
やって来ることになる。
慌ただしく感じるかもしれないが、
それくらいの長さで季節が移ろって
いくのが自然の摂理。

ビジネスは勿論、学校における教育や
家庭における子育てでも、
二十四節気に寄せて様々な企画を
考えることは、メリットが多そうだ。

既に当然のごとく取り入れている
ところも多いはずだが、半月に一度の
ペースでやり続けるのはなかなか大変。
それをどうやって継続させていくか、
もし上手に企画できたなら、それは
素晴らしいこと。

ポテトショック」と名付けられた
今回のマクドナルドのポテト供給不足は、
食料自給率の低い我が国の弱さを
象徴的に示してくれた。
今後、農業への関心、期待は、いやが
上にも高まって
いくものと思われる。
それにつれて、二十四節気もまた、
評価、関心が高まっていくような
気がしている。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。