見出し画像

グローバルで通用するにはローカルをよく知ること

昨日は、来日中の海外の同僚たちとの
会食にお付き合いすることとなり、
西麻布権八ごんぱちを訪問しました。

ジョージ・ブッシュ大統領(当時)が
来日時に、小泉純一郎首相(当時)が
一緒に会食したことで話題を呼び、
また映画『キル・ビル』の舞台として
登場したことでもよく知られている、
グローバルダイニング社によって
運営
されているお店です。

この『権八』は、店員の方々が皆さん
英語での接客を完璧にこなしてくれる
ので、海外からのお客さんを連れて
いくのに大変重宝する
のですよね。

当然ながら、メニューもすべて英語が
併記
されており、困ったときでも
カンニング可能というのはポイントが
高いわけです。

会食中は、仕事の話も多少はしますが、
やはり他愛もない話だったり、
お互いの国の文化について
あるいは日本国内の見どころについて
といった感じで話題が入れ替わるの
ですね。

私自身、海外には住んだことがなく、
ひたすらビジネスで英語力を鍛えたのみ
なので、仕事の絡まない話になると、
なかなか会話のいとぐちがつかめず、
といった時が昔はありました。

しかし、いいかげん歳を重ねまして、
最近ではすっかり怖さもなくなり、
会話の引き出しも大分増えたように
思っています。
自信が付いた、と言ってもいいかも
しれません。

昨日話が出たこととしては、例えば、
富士山の稜線の対称性
(山梨側と静岡側の違い)
富士登山にかかる時間や登れる季節
・東京から関西空港への行き方
・麻布台ヒルズのチームラボ
ナイトライフを楽しめる街
(新宿、渋谷、六本木等)
日本酒純米吟醸アルコール度数
東京タワーのイルミネーション
などが挙げられます。

日本人であれば、分かって当たり前
言えそうながら、いざ説明せよと
言われたら、上手く説明できるのか
不安・懸念が隠せない人も少なくない

のではないでしょうか。

実は、これらのように、日本にあって
日本人が主に楽しんでいる場所や
食べ物・飲み物
等を詳しく知っていて、
カタコトであったとしても熱意をもって
説明
できる方が、流暢な英語の担い手
よりも、よほど良い会話を生むことが
できるのです。

グローバルスタンダードを知っておく
ことももちろん必要ですが、
ローカルの特徴あるモノ・コトたちを
グローバルな場で堂々と説明できるか、
そのためにローカルなモノ・コトたちの
由来・来歴を、自らの口で語れるように
しておくこと
こそが何よりも大切。

昨日の会話のあれやこれやで、
そんなことを改めて強く感じた次第です。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。