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インターナル・マーケティング

「マーケティング・ベーシック」と
題して、月1回×6か月間のコースを
提供し始めて、間もなく1年半。
つまり、3期目の終了が近付いている
ということになる。

1期、2期、3期と進むに従い、
少しずつであっても内容を進化
させようと思い、
都度修正を施してきた。
とはいうものの、抜本的な修正では
なく、あくまでも微修正。

4期目も続けるか否か、
続けるとしたらコンテンツはどう
進化させるべきか、
もっと新しいチャレンジをする
べきではないか、
などなど、週末の度に考えを巡らせ
つつ、なかなか形にならない。

3期目の最終回があと2週間強に迫り、
いよいよお尻に火が点くタイミング。
今週末までには、概要を固めきる、
そんな目論見を宣言しておくことで、
ともすると先延ばしにしがちな自分に
締め切り効果を発動
させておく。

そんなわけで、改めて自分が提供
しているコンテンツの見直しを
したり、その内容の根拠となる
書籍をひもといたり、あるいは
分かりやすい事例を整理したり
する時間が増えている。
その中で見かけた単語の中から、
今日取り上げようと思ったのが、
「インターナル・マーケティング」
という言葉。

私の提供するコースでは、
最初にマーケティングの定義を
お伝えする。
併せて、言葉の定義の大切さに
ついても力説する。
カタカナ語は特に、分かっている
ようで分かっていない単語が頻出
するので、本当に意味を分かって
使うよう釘を刺す。

更に、私のコースでお伝えしている
のは、マーケティングと言うのは
マーケティング部門だけが分かって
いればいいものではなく、
会社組織のメンバー全員が、その
基本的な考え方を分かっているべき

である、ということである。

これは何も私だけが言っているのでは
なく、ドラッカーやコトラーを始めと
する多くの先哲たちが、これに近しい
ことを言ってきた。

マーケティングというのは、
基本的には組織の外部にいるお客様に
対する働きかけ
だ。
しかし、それをする前に、組織の
内部にいる社員、従業員たちへの
「マーケティング」的な働きかけが
必要
である、という主張が、いわゆる
「インターナル・マーケティング」
という概念の意味するところである。

社員、従業員を「お客様」に見立て、
彼らのニーズをつかみに行く。
どんな環境だと働きやすくなるか?
どうすればお客様へのサービスを
向上させやすくなるか?
どんな商品・サービスがあると、
お客様にオススメしやすいか?

もちろん、最終消費者として「お客様」
がメリットを感じて購入してくれな
ければ、インターナルな活動は徒労に
終わる。
それゆえ、インターナルを最重視する
というのは視点がズレている。


しかし、最終消費者にメリットを
直接伝える社員、従業員が、
心の底からそのメリットに共感し、
内容を理解した上で「伝える」と
いう行動に出なければ、そう簡単に
モノは売れないことが多い。
それだけ、インターナルを重要視する
ことは必須
だと言えるのだ。


このnoteでは、毎回1,000~1,500字
程度を目安に記事を書いているので、
あまり詳しいところまで書ききれない
ことが多い。
それは同時に、多少なりとも興味を
持ってくださった人に、
より詳しくは是非セミナーに参加
して一緒に学んでいただきたい、
ということでもある。

近日中に、私のプロフィールページ
トップに固定されている記事を
アップデートし、第4期のご案内
などをお知らせしていく予定。
次はどんなご縁、どんな出会いが
あるか、今から楽しみだ。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。