見出し画像

快眠を導くテクノロジー

沖縄は、既に梅雨が明けたとか。
関東も、梅雨明けしたのかと思う程に
雨の降る日が少ない気がするが、
この湿度マックスな感じは、
やはりまだ梅雨なのだろう。

梅雨から夏の終わりまで、
寝苦しい季節が続くことになる。
亜熱帯と思えるほどに、
日本の夏は蒸し暑く、過ごしにくい。

そんな過酷な環境の中にあってこそ、
それを打ち破るテクノロジーが
どんどん出て来ても良さそうな
気がするが、今日紹介するものは
残念ながら日本発ではない。

EIGHT SLEEP
アメリカのニューヨークを拠点と
するテック企業である。

こちらが提供するのが、
「スマートマットレス」
ベッドにかぶせるマットレスを
使って、眠っている間の温度を
コントロール
してくれる。

英語が分からなくても、サイトに
埋め込まれた映像や画像を通じて、
おおよそ何をしてくれる商品なのか
分かるようになっている。

ベッドにこのマットレスをかぶせ、
マットレスとつながっている機器が
水を利用して気化熱を奪う仕組み
思われる。

夏、暑くて寝苦しくなり、何度も
寝返りを打つのは誰しも経験した
ことがあるだろう。
ベッド/布団に接している背中が
蒸れて、不快なことこの上ない。

この蒸れ、寝苦しさを、
EIGHT SLEEP のマットレスが解消
してくれる
というわけだ。

このブランドのことを知ったのは、
Interbrand社の
「Breakthrough Brands 2023」
というレポートに取り上げられて
いたから。

冒頭に、今や知らぬ者はない勢いの
ChatGPTを開発した企業、OpenAI社
取り上げられている。

彼らが突出しているのはさておき、
それ以外の企業でどこか面白い
ところはないかとパラパラ見ていた
ところ、昨日「睡眠」について
記事を書いたばかりだった私の目に
飛び込んで来たのが、EIGHT SLEEPの
スマートマットレス
だったのだ。

気になる価格はいかほどか?
なんと、2,195ドルというから、
日本円にして30万円ほど。
いや、ベッド本体が付いてくるわけ
でなし、ちょっと高すぎやしないか。

同じページに、月々のサブスク料金
載っており、こちらは61ドル
日本円にして9,000円程となる。
36カ月払うと自分のものになるようだ。

うーん、これだったら、エアコンに
かかる電気代の方がまだコスパが
いいのではないかと思ってしまう。

とはいえ、背中が蒸れずに、快適な
眠りを体感できる
というのは、
なかなかどうして高い価値を誇れる
ものだとは思う。

まだ日本には進出していない様子
であるが、何と、日本にはこの
EIGHT SLEEPの名前を冠する別の
商品が先行して販売
されている。

「まくらぼ」の高反発マットレスが、
同じ名前を使っており、しかも
商標登録済みの印である「®」を
これ見よがしにブランド名に添えて
いる
ところから察するに、
日本にEIGHT SLEEPが入ってくるには、
かなりハードルが高い可能性大である。

仮に日本に入って来たとしても、
かなり浸透率の高いエアコンとの
競争で優位に立てるのか、個人的には
かなり微妙な状況と見ている。

とはいえ、本国アメリカでは、
イーロンマスクなどのセレブリティも
広告塔的に登場するこのブランド。
どこまで伸びるのか、注視しておきたい。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。