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日本酒で能登半島地震の復興応援を

日本酒が好きです。

元々お酒は何でも好きで、
ビールもワインも焼酎も、
何でも美味しくいただくクチです。

蒸留酒に比べ、醸造酒の
日本酒は太りそうだからと、
一時期は焼酎ばかり飲んでいた
時期もありました。

しかし、ストレスから逃げるべく
毎日飲み過ぎてしまったところ
肝臓が悲鳴を発したため、
ここ数年は絶対に2日連続で飲まず、
徐々に飲酒頻度を減らす方向

体を慣らしていっています。

と同時に、どうせ飲むのであれば、
好きな日本酒を(やや控えめな量だけ)
飲もう
と決めました。

近所に「日本名門酒会」の看板を
掲げる酒屋さんがあるので、
そこで旨そうな一本を見つけては、
家飲みで味わっています。

その酒屋さんのラインナップに、
石川県珠洲市宗玄そうげん酒蔵が醸す
「宗玄」があります。

珠洲市と言えば、1月1日の能登半島を
襲った大地震の被災地。
宗玄酒蔵も、甚大な被害を受けました。

そのお陰で、酒屋には今「宗玄」が
並んでいません。
あれだけの地震ですから、きっと蔵は
大変な状況で、しばらくは在庫が入って
くることもないのだろう、そんなことを
思っていたのです。

たまたま最近、被災地域である石川県の
蔵元が多数参加して、復興応援の意味を
込めた統一ラベルデザインの日本酒を
発売
したというニュースを見かけました。

「つなぐ石川の酒」
そんなコンセプトの下に、
18もの蔵元が参加して、
素敵なデザインモチーフを使用した
ラベルデザインとなっています。

石川県の形を一片の繋がる折り紙で表現し、一致団結した蔵元の絆や、復興に向けた想いを込めた。「折り紙の表現は、神事に用いる『紙垂(しで)』を連想させ、“復興への祈り”を表現しました。日本古来の伝統をイメージするだけでなく、幾何学的なモダンさも取り入れています

これを買うことで復興の応援になる
のであれば、是非買い求めてみたい。

そう思うと同時に、宗玄酒蔵がこの
18の蔵元に含まれていない
ことを知り、
きっと被害が甚大で、参加したくとも
参加できなかったに違いない、
そんなことに思いを馳せました。

ウェブサイトを確認してみると、
やはり営業困難な蔵の現在の状況
垣間見えます。

と同時に、被災後の片づけをする中で、
何とか商品化できるものも出て来て

それらを少ないながらも販売している
様子も確認できました。

もし「応援消費」できるなら、
是非買ってみよう!などと思いながら
オンラインショップを覗いていたものの、
とっくのとうに「完売」済み。

元々数が少ないから、ということも
あったのでしょうが、やはり美味しい
日本酒を醸して来てくれた酒蔵を
応援したい!という善意の顧客

数多くいて、我先にと買い求めて
くれたのでしょう。

これまで、品質の高い商品を誠実に
顧客に届けてきた
からこそ、
こういうピンチに応援という果実を
受け取ることができる
のではないか、
そんな感慨を勝手に抱いた次第。

一日も早く蔵が元に戻って、
美味しい日本酒の醸造を再開される
日が来るのを心待ちにしている
次第です。

そして、地震で被害を受けた方々に
対して少しでも応援が届くような
消費を心がけたい
ものであると、
改めて胸に刻みました。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。