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富士山初登頂への道

お互い学び合う仲間うち同士で、
富士山に登ろうという話が持ち上がり、
遂に初の挑戦。
悪天候に、実施が危ぶまれたが、
現地情報をつぶさに確認してくれる
仲間のお陰で、何とかいけそうだと
判断。
昨日から今日にかけて、アタック
してきた。

まずは、富士浅間神社で、安全祈願。

立派な鳥居とそれを取り巻く荘厳な鎮守の森

その後、ご当地名物・吉田のうどんで
腹ごしらえ。

麺許皆伝さんの大人気メニュー

5合目まで車で乗り付けて、
いざ吉田ルート経由での登山開始。

吉田ルートの入口にあった看板

毎週20〜30kmは走っていて、
しかも近所に坂が多いので、
それなりに何とかなる位には
鍛えてあるつもりだ。
とはいえ、流石に標高3776mの制覇は
簡単ではないことも重々理解した上で、
今回の登山に臨んだ。

今回の日程は、初日の夕方までに
8合目まで登り、宿で仮眠。
深夜に出発して頂上を目指し、
ご来光を拝もうという目論見。

富士山の登頂ルートにはいくつか
ルートがあり、
今回選んだ吉田ルートは最も易しいと
言われている。
最初の2キロ程度は遠足気分。
本格的な登りが始まると、
流石は日本一の山、なかなか手強い。

こんな感じのゴツゴツした岩場を
次々に登らねばならない。
やはり普段使わない脚の筋肉を
散々使う羽目になった。

長丁場ゆえ、あまり無理はせず、
歩幅は少なめにして、体力の消耗を
防ぐ。
また、一歩一歩確実に足場を確認
しながら、滑落を防ぐ。

所々におわす鳥居に、このまま
安全に登れるよう祈りつつ前へ。
途中から小雨も止んで、
雲海を眼下に見る展開。
何度か富士登山経験のある仲間の
言葉によると、こんなに登りやすい
天候は珍しいとのこと。

晴れたら晴れたで、日焼け対策が
大変である。
あと大変なのは風雨なのだが、
幸い雨は6合目以降止んでしまい、
風も穏やか。
みんなの日頃の行いがよほど良かった
のだろう、ということにした。

約4時間かけて、宿に到着。
ここで仮眠して、頂上を目指す。

深夜に出発したので、真っ暗な写真
ばかりのため詳細は省くが、
快適な天候がそのまま続いてくれて、
かなり順調に進む。
約4時間程で、富士山頂に到着した。

到着後にお約束?のカップヌードルで
冷えた体を温め、ご来光の時間を待つ。

しかしながら、日の出の時間の直前
辺りから雲行きが怪しくなり、
冒頭の写真のような一瞬の光を
最後に、厚い雲しか見えなくなって
しまった。
いわゆる「ご来光」が見られたかと
言えば、残念ながら否。

それでも、まるで天岩戸が一瞬開いて、
天照大神が顔を見せたかのような
美しい空を眺めることが出来たの
だから、有り難い。

その後、最高標高地点の剣ヶ峰まで
制覇し、下山した。

疲れ切った体と頭で、よろよろと
書いてみた日記にお付き合い頂き
感謝申し上げる。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。