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草の根ネットワーキング

昨晩は、ある人とある人とをZOOMで
引き合わせ。
全く別のコミュニティで知り合った
方々なのだが、ある共通点を見て、
これは私が結節点にならねば、
などと変な使命感に駆られたのだ。

その共通点というのは、大麻
日本人は、古より大麻を生活に上手に
取り入れてきた。
神社のしめ縄や鈴の緒は、
本来は大麻で作るもの
である。
それ以外にも、昔から医療用に珍重されて
きた歴史があるし、衣服に利用することも
多かった。

しかし、大麻と聞くと、ドラッグのイメージ
根強く浸透しているのが実情。
一時、芸能人が所持でつかまって話題に
なったが、そういう悪いニュースを通してしか
一般の人が大麻のことを耳にしない状況なのだ。

実際のところ、大麻は成長が著しく早く、
捨てる部分がないほど色々な使い道があり、
日本の伝統文化とも密接なかかわりを持つ
貴重な植物である。

そんな大麻に対する「誤解」を解く活動
している方々が、日本にも少なからず
いらっしゃる。

しかし、誤解を受けやすいこともあって、
その活動を表立って、組織だって、大々的に
やろうとすると、大きな壁が立ちはだかる
ようなのだ。

そんな、心ある方々と、偶然にも別々の
コミュニティで知り合うこととなり、
草の根運動家同士がつながってくれれば
少しは彼らの活動の助けになるかも!
そんな気持ちから仲介を勝手に名乗り出た
というわけ。

お互い共通の知り合いもいらしたようで、
30分程度でと思っていたら、お話が
盛り上がり、気付くと1時間。
あっという間に時間が過ぎ去っていて
驚いたのだった。

昨日、お話を聞いていて、非常に心に
残っているのが、プラスチック製の
しめ縄
の話。
太陽の光を受けて、キラキラと光るらしい
のだが、プラスチックだけにかなり早期に
劣化していき、果ては産業廃棄物である。
もはやそれはしめ縄と呼んではいけない
だろう。
そもそもプラスチックでは「祓い」の
効果効能も得られないに違いない。

大麻で作ったしめ縄ならば、当然のこと
ながら土に還る。
プラスチックに比べて、圧倒的に劣化も
遅い。

伝統文化を、盲目的に信じるべきだと
までは言わないし、言いたくない。
だが、伝統文化として根付くに至ったの
には、それなりの意味がある
と考えるのが
妥当な場合が多いはず。

大麻は、しめ縄をはじめとする神道の世界で
重宝されてきたわけだが、極めつけは
天皇の代替わり神事「大嘗祭」の衣服
これも大麻で織られるのだ。
神道ではないが、日本の国技である相撲。
その横綱の土俵入りで締める「綱」も、
実は大麻である。

これらの、大麻が様々に重宝されてきた
事実に触れれば、日本の伝統文化において
決して無視できない、深い意味合いを
含んでいる
ことが理解できるだろう。

そういう深い「意味」を、現代に生きる
我々がしっかりとひも解いて、守るべき
ものは守り、新しく変えるべきものは
変えていく、そんな態度が重要であると
改めて思った次第。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。