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マネジメントと教育は正反対?!

先日、『もしドラ』で一世を風靡した
岩崎夏海さんのウェビナーを受講する
機会に恵まれました。

「岩崎節」全開で、非常に有意義なお話を
沢山お伺いして、メモしきれないほど。

その中で、マネジメントと教育は正反対、
という示唆に富む話が出てきました。

私も中学生か高校生の頃に見ていた
TVドラマ『スクールウォーズ』
モデルは、大阪にある伏見工業高校
だそうです。

その伏見工業高校ラグビー部を見事に
建て直した先生の言葉を引き合いに
出されていました。

子どもたちを信じ、待ち、許す

これが「教育のあるべき姿」であると、
岩崎さんは言います。

「教育」と聞くと、そもそもその漢字の
並びから、「教え育てる」つまりは
よく知っている者がよく知らない者に
知識や知恵を伝えることで、その相手を
伸ばす
というような意味合いであると
感じられますよね。

しかし、教えられる側が、自ら学び取る
姿勢
になっていない限り、何をやっても
大して伸びないし、育たない、という
のが真実だと思うのです。

そして、そういう姿勢に本人がなって
くれた段階で、ようやく教育が効果を
発揮するわけですが、岩崎さんはその
ことを指摘したのだと解釈しました。

逆に、マネジメントというのは、

人のことを信じない、待たない、許さない

そういう体系であるとの指摘をされました。
鮮やかな対比、対照をなすわけです。

なるほど、確かにマネジメントは

・人を安易に信じず、間違うものだと前提する
・人のことを待たずに済むよう、仕組み化する
・もし間違ったら、けじめをつけさせる

というものですよね。

ドラッカーの、ともすると難解な議論を、
小説という誰にとっても分かりやすい
形に翻訳して、大ベストセラーに仕立てた
岩崎さんならではの目の付け所の鋭さ
感じた次第です。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。