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誠実な商売をしましょう

どことはあえて特定しませんが、
私がよく行くスーパーでの話です。

肉類を買うときの私のおおよその基準
・使用用途に合った部位であること
・国産であること
・g単価がリーズナブルであること

です。

カレーを作るのにしゃぶしゃぶ用の
肩ロースのスライスを買ったり、
ステーキ食べたいのにひき肉を
買うような人はいませんよね。

使用用途に合わせて、ロースなのか
バラなのかといった部位を選び、
かつ超薄切りか、薄切りか、細切れ、
切身、あるいはカタマリで、という
ようにカタチを選びます。

国産を優先的に買うようにしているのは、
やはり安心・安全に対する信頼度の違い
ですね。

そして、g単価です。
安くておいしいお肉を売るスーパーが
もっと近くにあればよいのですが、
時間短縮のためについ最寄りで済ます
ことも多く、そこのg単価は割高
です。

でも、たまにセールをやるのです。
そういう時は、EDLPの他店にも
引けを取らない単価に下がったりする
こともあるのですよね。

わざわざチラシを見て、
「今日は安いからGO!」
なんてことは一切やらない私ですが、
たまたま行った時にお安くなって
いれば、「ラッキー♪」となります。

その「セール」をやっているときは、
コーナー全体に「SALE!」のPOPを
付け、値札にも「SALE!」「お買い得」
といった文字が踊ります。
「●●%オフ」といった表現の場合も
ありますね。

この、「●●%オフ」を悪用している
としか思えない
ケースが散見される
というのが、今日取り上げたかった
内容です。

「こちらのお肉40%オフ!」
などと、さも大安売りしているかの
ような体
で売っていた豚ロース。

何の疑問も挟まず、オフ率の高さ
つられて買う人も多いでしょう。

しかし、悲しいかな、元々の値段が
そもそも正しいかどうかを疑う必要

あるのです。

私は必ずg単価をチェックしており、
相場観も持っていますので、
下がった後の値段が本当にお得か
どうかを確認した上で買うため、
引っ掛かることはありません。

今回の場合、このスーパーにおける
豚ロースのg単価は、2.5~2.8円なの
ですが、この「40%オフ」商品は3円
と割高になっていた
のです。

仕入先が普段と違うから、元々設定
されている値段が違うんだとか、
何かしら合理的な言い訳があるのかも
しれませんが、私から見る限り、
「40%オフ」してもそれなりに儲けが
残るようにするために、元値を上げて
おいたとしか解釈できません

翻って、自分自身の商売において、
こういう姑息なことをやっていないか、
よくよく振り返っておくべき
かも
しれないと思いました。

誠実な商売をしない、できない人には、
長い目で見て必ず自分にしっぺ返しが
来る
ものです。

「誠実さ」を、是非大切にしましょう。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。