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花開く「グミニケーション」

数日前の日経MJに、一面丸ごと使って、

SNSで「グミニケーション」

なるタイトルの記事が展開されていた。

グミの販売が絶好調なのを受けて、
何かとグミ関連記事がメディアを
にぎわせている。

先月末に、グミがガムの市場規模を
上回った
という記事が出ていたのを
きっかけに、下記のネタを書かせて
もらった。

そんな矢先、また新たにグミを大々的に
取り上げる記事である。
グミに対する関心が至るところで盛り
上がっている
ように感じる今日この頃。

9月3日は「グミの日」だということで、
日本グミ協会などが毎年様々な仕掛けを
している。
今年は、「グミニケーション祭り」
題して、いくつかの「番グミ」放映と
1時間おきのプレゼント企画などを実施
していた模様だ。

先のMJの記事でも紹介されている
通り、現在グミの販売は前年対比で
+20%もの成長
を遂げている。
このご時世、これだけ伸びている
カテゴリーはかなり珍しい。

消費者がたくさんグミを買ってくれる
からこそ、小売店は益々品揃えを充実
させようとする。
コンビニやスーパーが主戦場だが、
ロフトなどのバラエティストアでも
海外グミが飛ぶように売れている
との
話だ。

それにしても、なぜそこまで人気が
爆発しているのだろうか?

MJの記事では、商材として「映える」
ために、Z世代を中心とした、SNSを
使いこなす世代の人気を集めている

捉えている様子。

グミは、味以外にも様々な特徴を
打ち出した商品が多い。
ひと頃流行った「地球グミ」のような
ユニークなカタチ

カンロの「グミッツェル」のような、
ユニークなかみ応え
ASMR(直訳=自律感覚絶頂反応)と
言われる、脳に心地よさを感じさせる
要素が多いとも言われるようだ。

こうしたユニークさを、
友だちと共有したい、
誰かに伝えたい、
共感して欲しい、
そんな気持ちでSNSに多くの投稿が
上がり、コミュニケーションの輪が
あちらこちらで花開いている

それこそが「グミニケーション」
いうものなのだろう。

人気を受けて、メーカー側は新しい
商品の企画を益々たくさん進める。
売れ行きが鈍らない限り、小売店も
益々売場面積を拡大していく。

やがて、どこかのポイントで、
商品を出しても、売場を広げても、
それ以上の成長が見込めなくなる

時期がやって来る。
それは間違いないのだが、
それがいつかは誰も知らないし、
分からない。

今のように、とにかく多種多様な商品が
打ち上げ花火のように市場投入
されて
いるうちは、消費者もまるで「お祭り」
みたいな気持ちになれて、購入意欲が
急に下がることもないだろう。

これら商品の中で、息長く生き残って
いくものはどれなのか。

今よりも更に斬新なアイデアのグミは
市場に出て来るのか。

色々と興味の尽きないところである。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。