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聖闘士星矢のハリウッド実写化によせて

数ヶ月前―
私「大変。下手したらスラムダンクの映画化よりも衝撃的かもしれないことがおこりました」
夫「えっどうしたの」
私「聖闘士星矢がハリウッドで実写化されます」
夫「それは大変だ!!(大爆笑)」
隣で聞いていた、聖闘士星矢を1ミリしか知らない次男もドサクサに紛れて大爆笑している。あまりバカにされては困ると思い直した私は、「でも、聖闘士星矢はハリウッドで映えるタイプの作品かもしれない」「細かいアクションはいらないよ、技名を叫んですごいエフェクトが出せればだいたいOK」「黄金聖闘士は西洋風美形だし」「城戸光政はショーン・ビーン。これだけでもう面白いよ」としゃべってるうちにだんだん期待が高まってきてしまった。

本当に大変なことになりましたね、往年の聖闘士星矢ファンのみなさん。

私は聖闘士星矢が大好きだった。幼稚園の頃にアニメを見てハマり、その後小学校高学年でレンタルビデオを見てまたハマった。インターネットのない時代。プチオタクだった姉が、どこかのアニメ雑誌に載っていたのだろう聖闘士星矢の情報をまとめたノートを持っていたので、私はそれを借りてわざわざ自分のノートに全て書き写した。各キャラクターの生年月日、身長体重出生地修行地、声優、主題歌とキャラソンの歌詞。今思えば、聖闘士星矢wikiみたいなものを自作していたことになる。
一番好きだったのはキグナス氷河で、彼がお母さんを慕っていたり、師匠を慕っていたり、ダイヤモンドダストを放つ時に謎の動きをしたりするのを純粋にかっこいいと思っていた。大人になって「マザコン」「和菓子」「頭におまる」「キグナスダンス」とさんざんネタにされているのを知って少しショックを受けた。でもやっぱり氷河はかっこいい。原作もかっこいいし、アニメも声も演技もめちゃくちゃかっこいいのだ。
聖闘士星矢はアニメの歌も名曲揃いで、ペガサスファンタジーが有名だけど、他にもソルジャードリーム、永遠ブルー、夢旅人と今聞いても全然色褪せない素晴らしい歌だと思う。原作の車田先生の絵も大好きだし、アニメのデザインも超美麗だった。つじつまの合わないアニオリ、別人になるレベルの作画崩壊などは子供だった私でも気づいていたけど、それでもすごいアニメだったことは間違いない。それに私は蟹座だけど車田先生を恨んだりしてない。デスマスクだっていいじゃない。

とりあえずファンとしては、
青銅聖闘士5人がどんな感じか。
クロス、特にゴールドクロスのデザイン。
和風の技名をどうするのか。
技のエフェクトに期待。ペガサス流星拳、廬山昇龍覇、ダイヤモンドダスト、ネビュラチェーン、鳳翼天翔をハリウッドクオリティーで見たい!
アテナはヒロインではなく女神なので、下手な恋愛ドラマを入れないでほしい。
真剣佑の吹き替えは真剣佑がやるのか。やるだろう。

という期待と希望はあるけど、正直なんでもいいよ、どんとこい!という気持ちもある。
あちらの俳優さんには詳しくないので下調べもしないで、とりあえず公開されたら早めに見に行こうと思っている。




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