イチローと松坂大輔とユニフォームか練習着で可成の笑い話
WBCが野球の虫の大谷翔平の大活躍で日本の十四年振りの優勝で幕を下ろした。
その関連で前の二回の優勝で同じくらい大活躍したイチローと松坂大輔が取り沙汰されることがあって久し振りに気付いたけど、それからWBCに纏わるYouTubeの動画を好んで観ていたら本人たちの笑い話が見付かって面白かった。
2009年、キャンプが始まる前に東京で大輔と会う機会を作ってピッチャーは大輔が引っ張ってくれと、野手は俺がやるからっていう、ま、二人で、ご飯、食べながら話したんだけど。
そういう、ま、僕、個人的な強い思いもあって、ま、それは、当時、大輔しかできなかったんで、頼むぞっていって。
で、神戸で一緒に練習する機会を作ったんですよ。そしたら神戸のホテルで大輔が、ボストンのユニフォーム、着て現れたんですよ。
あっはっはっはっは。
否、気持ち良いし、だけど、ホテルの正面でね、ボストンのユニフォームはねえだろって思ったんだけど、当時、僕は大輔はちょっとかかってるっていう表現をしてるんだけど、あれ、見たときに、ま、嬉しかったんだけど、ちょっと俺と関わらないでくれって思った。
イチローが2006年と2009年の日本代表のWBCのメンバーからベストナインを選出するという企画で、両方でMVPを獲得した松坂大輔を投手として選出したときに笑い話にも触れた。
松坂大輔の現役引退のセレモニーにも駆け付けて花束を渡した（【許せ大輔】松坂大輔投手の元へ、イチローさんサプライズ登場！）くらい親交が深いのは知っていたし、そのときもドッキリみたいな感じのサプライズ演出で盛り上げていたけど、本当に気心が知れた仲なんだと改めて分かった。
松坂大輔がイチローからWBCのベストナインに選ばれたことを知って感謝すると同時に「ユニフォーム」の件について触れたのが又面白かった。
僕、あの、イチローさん、もちろん、あの、言葉を、えぇ、発する人でもありますけど、基本的には、その、えぇ、ま、プレーで、その姿勢で、あの、ま、チームを引っ張って行くっていう、ま、イメージの方が、んー、強かったので、その、えぇ、何か言葉を発してチームを、こう、鼓舞するっていうことも、んー、あったと思いますけど、基本的には、えぇ、ま、プレーで引っ張って行く、んー、あの、タイプの人だと思ってたので、それをいわれたときは、ま、驚いたと同時に、えぇ、自分にそういうことを、えぇ、話してくれて嬉しかったっていう気持ちもありましたね。はい。
只、ま、その後にイチローさんがもういってますけど、神戸の、あの、練習ですね。んー。僕がちょっと、気合い、入れ過ぎちゃいましたね。はい。
否、ま、あの、ま、ボストンの、イチローさんはユニフォームっていってましたけど、ユニフォームではないんですよ。只、レッドソックスの普段、こう、練習で身に着けてるもの、姿ですね、あの、ま、現れたと。
笑ってましたけどね、んー、かかり過ぎましたね。ちょっと、気持ち、入れるの、ちょっと早かったですね。はい。
ま、でもイチローさんと練習するっていうところで、あの、自分自身、ちゃんと、えぇ、準備してますよっていう姿をやっぱ見せたかったので、はい、もう、球場に入る前からちょっと、気合い、入ってました。
松坂大輔は神戸のホテルの前に現れたときは「練習着」だったといっている。ユニフォームと似たタイブだったのか。しかしちゃんと準備していることを先輩のイチローに見せよう敢えてやっていたというのが性格が出ていると思う。人に余計な心配をさせたくない温かさがあって自分の周りが良く見えている人なんだろう。
野球選手の笑い話では長嶋茂雄と定岡正二の洋服の話が物凄く面白いと思ったけど、しかしイチローと松坂大輔のユニフォームか練習着の話も可成のもので、真剣な顔付きこそ見慣れたスター選手たちだけに笑いへの落差も大きい。
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