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松田聖子:「チェリーブラッサム」

イントロが流れた瞬間に、タイムスリップ。あの頃に、、、。

いつでもどんな時でも励まされ、元気をたくさんもらえる。時代を超越した、この歌声、愛らしい表情に癒され、心を新しくされる、、、チェリーブラッサム

デビューから2曲目の「青い珊瑚礁」で夢にまでみたザ・ベストテン1位、『この曲は、一生の宝物にしよう』と語った3曲目「風は秋色」ではオリコン1位獲得。年末の紅白歌合戦初出場も果たし、歌謡界を一気に駆け抜けた1980年。

そして出会ったこの曲、、、しかし、、

 『少し生意気いってもいいですか、
      あまり好きではありません。

  ごめんなさい、もうしばらく、、、待っていて下さい。
    きっと歌えるようになります。きっと気持ちがわかります。

          だから、だから、もうしばらく待っていて下さい。』

レコーディング時の心情を語っている、、。

そして後のラジオ番組では、『失礼なんだけど‥大っきらいだったのよこの曲ね‥』とコメントしていたほど、当時は本当に本当に嫌いだったらしい、、。

デビュー以来作曲を手がけた小田裕一郎から、ソロ活動を開始したばかりだったチューリップの財津和夫へバトンタッチ。それまでいわゆるニューミュージックに馴染みのなかった本人は、レコーディング前に歌うのを相当にいやがった。しかし、制作者達はヒットする事を確信していたと言われる。

アイドル歌謡からその後のニューミュージック系J-POP路線に転換するきっかけとなり、松田聖子のアイドルとしての人気を不動のものとした記念碑的な名曲。

全てサビと言えるような印象的なこの曲で、ボーカリストとしての階段をまた一つ上がった。

「チェリーブラッサム」
(作詞:三浦徳子 作曲:財津和夫 編曲:大村雅朗)
1981年1月21日リリース 4枚目のシングル。オリコンシングルチャート4週連続第1位(1981年2月9日~3月2日)。本人歴代4位の売り上げを記録。

  松田聖子18歳。若々しく、ちょっとふっくらして文句なしの可愛らしさ。

聖子ちゃんカットもバッチリ決まって、肩を上げながらのステップが何とも言えずに心地よい。

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