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【リストラから年収アップ】IT業界非エンジニア⇒非IT業界エンジニア(社内SE)で内定|エージェント・失業手当・社会保険・税

長く同じところで働く価値観は古いらしいですが、本当でしょうか。

同じところで長く働けないことこそ不安定で不幸だと思って長くしぶとく同じところで働いていました。ただ、たまたま周りの人が辞め、ついでに部署がなくなるリストラになりました。

そんなリストラに伴う退職から結果として年収アップ転職が決まりましたので、辞めてハローワーク行くとどういうことがあるのかもあわせて説明します。

そもそもぼかしていますが、特定を避けるために途中から微課金します。(課金以降は面談のために準備したことのリストがあります。)


なぜ転職?理由は仕事を辞めたから

組織改編予告面談 ⇒ 先を決めず、会社都合で退職を選択
いわゆる「リストラ」です。

スズメの涙の退職所得を受け取って(いい会社に長く勤めてもらえる退職所得の1/5くらい)、しばらく休んでのんびりしました。

ハローワークに書類を出したら、失業給付の申請だった

2023年初夏、離職票を持ってハローワークで失業給付の申請をしました。
最初から失業給付の申請をするつもりもなく「病院で使う保険証が会社からの健保ではなく国民健康保険になるんだけど、ハローワークに離職票持っていくと国保の保険料を安くしてもえる書類が手に入る」と聞いたからでした。

離職票を持ってハローワーク受付にいき、言われるがままにまるで転職サイトみたいな経歴や就きたい仕事まで書くような書類にいろいろ書いて窓口で手続きになりました。「今日から7日間だけ働いてはいけません」「次はこの日に来れますか?」「そのときこの冊子(給付のしおり)を持ってきてほしい」ということを言われ、払って来た雇用保険から失業給付がもらえるんだということを理解しました。もう1つ次の窓口を案内されました。

次の窓口は、窓口の人が書類記載の経歴などをみて「就職できるようにがんばろうよ」という文脈で励まされ、ここは「どのようにして次の仕事を探していくのか」ということを相談する職業相談窓口でした。それと、自分が行政から「健康で働けて、一時的に仕事がないんだけえど仕事を探すつもりがある人」と認識されのだと理解できました。
こちらも「正直、仕事をするということが、経営者に寄り添うことだと思うと、働きたくないんですよ」「この夏は暑いから涼しくなってからゆっくりやりたい」みたいに甘えたことを言ってみました。経歴が傷つけられたところだからそのくらい言っていいでしょう。※

※あとになってハローワークの職員は会計年度任用制度による非正規公務員(期間の定めのある公務員)であり、任用期間が終わるともう一度履歴書と職務経歴書を提出して同じハローワークに就職活動をする必要がある状態だと知りました。そしてその時、場合により雇止めになってしまうという厳しすぎる制度です。こうした環境で働く方々に甘えたことを言って、「がんばりましょうよ」と言われていたというわけです。仕組みが分かるとちょっと恥ずかしい申し訳ない気持ちになりますね。

00年代は仕事をしないでちょっと遊んでるような知人も多数いて、そうした人たちがハローワークに通っているという話を聞いていたので、これがそうなのかとようやく理解できました。

ちなみに、こちらが提出した書類はアンケートかと思って希望職種について「デジタルマーケター」「DX」などと、雑に見栄えが良さそうなことから書いたので、「マーケティングの仕事をしていたのなら、マーケティングが商品を魅力的に見せて行くように、あなた自身のことを企業にとって魅力的に見せて行けばいいと思う」という話をされました。
マーケティングの仕事は…事務で携わったけど企画など主体的なことは何一つできてなかったんだけど、この少ない経験でやるしかないのか。なかなか大変だなと。

メモ的に「ITではない業界のIT」と記載していたので、それに答えたりもしました。
「シニアの方々が『使い方を教えてほしい』とピカピカのスマホを持ってきたら教える方なので…。例えば、レガシーなまだ紙の文化から置き換えたくらいの企業で、しかし業界構造的にはばっちりお金が廻る仕組みになっているような所にとっては、わざわざIT業界をやめて転職してくる人はあまり内容を問わずに高く買ってもらえるんじゃないかと思っているということです」と。

「応募をしていると一か月なんてあっという間」と言われ、でもゆっくりやろうかと思っていました。

働いてはいけない7日間初回認定日まで

働いてはいけない7日間は、もらった冊子を読んだりハローワークに関するユーチューブビデオを視聴したりしていました。月2回は就活をしないといけないことが判明。

およそ15日後、言われていた日にハローワークへ。認定書類をもらって就活トレンドや制度説明などの講習。

サービス業があまりに人がいない状態というデータ。コロナで人切った分だけ今募集しているみたいなこともありそうで…。だとしたら、今から雇った人たちをパンデミックの危険にさらすのはひどいな。という風にも思いました。

「応募をしていると一か月なんてあっという間」という話はここでも出て来て、この後どのエージェントと話しても出てきました。

ハローワークから最初の応募

講習ののち、就活実績を作らねばと、この前も行った就職相談窓口へ行って、事前にウェブで見繕っておいた求人について「さっそく応募をしたいがどうすればいいですか?」と尋ねました。
ハローワークを通して応募するといっても、それ以降の手順は個々の求人票の記載に合わせる形となり、結局書類は自分自身で送らないといけないことを理解しました。
とにかくプロセスを体験できればいいので、まず応募手続きをしてもらいました。

ハローワークの求人票を印刷してハローワークを通さないで応募して、後からそこは問題のある企業だとわかるケースもあるので、慎重にハローワークを通しました。

この日の帰り道にやっと役所に行き、国民健康保険料を安くしてもらう手続きができました。そもそもこの手続きがしたくてハローワークに行ったのに、まんまと求職を始めることになっている。自分の妙な勤勉さに驚きました。

1年くらい前に肝試し的(夏だったということもあり)に就活サイトに登録・応募した際の履歴書・職務履歴書に1年の差分を追記し、『転職2.0』という書籍を参考に「タグ付けになりそうなこと」を少し目立つように書き直しました。※著者がリンクドインの人でしたがリンクドインには登録しませんでした。

自宅内の背景が1色の場所でスマホで履歴書用写真を撮影し、gimpで明るさと背景のノイズを修正をして、これ以上酷くなることはないという最低ラインの写真を添付しました。※粉飾しても仕方がない

ビギナーズラックなのか後日面談となりましたが、振り返ると明らかにNGな対応をいくつかしたのであえなく撃沈でした。

なお、応募先からのフィードバックがある場合、ハローワークの相談窓口で照会でき、2か月後にハローワークを訪れたときに聞くことができました。(けっこう厳し目に書いてくれていて半日くらい落ち込みましたが改善のきっかけにはなりなした)

はじめての認定日、保険証と年金

月に1度の失業認定日指定された時間帯にハローワークを訪れないと失業給付金が出ないそうです。その日が来たのでハローワークへ。

事前に渡されていた書類は、失業認定の申告書。アルバイトをしたかどうか、活動実績、給付のための番号、署名などを記載する欄があります。

所定の箱に失業給付資格者証と申告書を入れて待つこと数分。資格者証に期間と金額が記載されて返却されました。数日後に記載の金額が振り込まれました。

会社からの給料と違って天引きされていないので、別途届いている請求書で国民健康保険税金住民税のみ。所得税はかからないそうです。)、国民年金を支払う必要があります。そして、これらはそれぞれ締め切り日がバラバラなので注意が必要です。

幸いにして日中に役所に電話をかけることはできるので、しっかり質問をしたところ、国民健康保険だけでなく国民年金も安くできるらしいことがわかり、窓口を訪問しました。

窓口で手続きをすると、国民年金は失業を理由に免除になりました。

国民年金は免除になれば0円でも数千円分を支払われたという状態にはなるようです。ただし、満額払う場合と比べ後からもらえる年金は少なくなるそうです。もちろん免除した分を後から払えば、後からもらえる年金の額は元に戻せます仕事の見込みがたったら支払いに行こうと思いました。

都道府県の事業に支援を受ける

ハローワークは厚生労働省の管轄ですが、都道府県による就職支援事業もあり、そこにも登録に行きました。

就活が終わるまで決まった担当者が継続的に対応をしてくれるサービス、適性検査、各種セミナー(オンライン、オフラインともに)などを予約して活用しました。

元々新卒としての就職活動をほとんどやらないでアルバイト広告への応募から仕事を始めたので、自分の適性を検討したことがなく、今回適性検査を受けることにしました。

適性検査の結果としては、とくに就職するうえで支障になる部分はなく文章や図形の関係は得意。これに比べると計算がちょっと苦手

なるほど。とにかくこれからは「自分の能力に根本的な欠陥があるのかも?」と思い悩む必要がなくなりました。(疑い深いので、ずっと前からこの悩みがあった)

色んなことに興味があり、何でもやれば面白くなってしまうのでやる前にもう少し選ぶようにした方が良いという結果になりました。

転職は初めてではないけれど、これまで1回の就活あたり1つの内定でやってきたが、今回は2つ以上の内定から選ぶようにしようと思いました。

総じて、適性検査をやってみてとてもよかったです。

基本的に全て無料で人気もあり、予約もがんばって取らなくてはいけないものもありますが、公共事業ですからどんどん利用していきましょう。

以前話した転職エージェントと話す

前述したように、1年くらい前に肝試し的に就活サイトに登録・応募した際、転職支援サイトのエージェントからオファーがあり、面談もして、しかしそのままになっていました。そのエージェントにもう一度連絡をして求人票をセレクトしてもらいました。

6~7件くらい応募して、全く書類が通らずいかがなものかと思ってエージェントにたずねると「書類通過率は5~20%」ということだったので、確実に1以上になる20件以上応募したところ、積極採用中のSESと面談が決まりました。(落ちました)

とりあえず、こういうものなのかと。
「応募をしていると一か月なんてあっという間」は体感できました。

※以降は具体的な面談対処から決定までになりますが、特定をさけるために軽く課金をします。興味のある方のみお読みください。

もちろん、ここまででも参考になったのなら、ハートおしてもらえたらうれしいです。

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