やり始めると自分の至らなさに気づき、とことん凹んだ
やり始めてみてわかったのは、自分は周回遅れの愚図だったと言う事。少し走りだしたら、ものの5分も経たないうちに足が重くて動かなくなる。ろくに動けないくせに、すぐ一丁前に腹は空く。
ダイエットがしたいなら摂取カロリーに対して消費量が上回った状態を続けることが鉄則なのに、このバランスを変えることができない。
そんな状態がしばらく続きました。
つまり努力をしようにも、まずその負荷を受け入れられる身体を作らなきゃいけなかった訳です。
無理ってなんだろ?
「無理するな」とは仲良い友達から何回も言われました。でも「無理に耐えられるようになれ」と言ってくれるのは自分自身だけです。
高すぎず低すぎないハードルを
ゆっくりでいいから毎日スクワットを15回3セットやる、1時間走る。
これは、最初からずーっと一貫して続けていることです。
ハードルが高すぎると時間が無くなりますし、息苦しさやパワー不足に遭遇し、辛さが勝ちます。
ハードルが低すぎると成果が全く現われず、やる意味を途中で見いだせなくなります。
そこで高すぎず低すぎないハードルを設定して、それが出来るようになるまでひたすら自分を慣れさせる必要がありました。その間は、とにかく辛くて何度も辞めようと思ったのですがその度に自分自身と対話していたように思います。
諦めたくなかったんです何故か。
これは自分のバックグラウンドが影響している事でもあります。
前職はブラック企業に居ました。
ストレス太りしてしまって、醜い体型になり、本当は不快なのにバカにされたあと濁った笑顔を浮かべていました。
その自分や、その生活でこびり付いた「だらしのないもの」を消したくて消したくて堪らなくなっていたのです。
この負のエネルギーは、これでもかってくらい現実を突きつけられて凹まされても、絶対に折れない精神力に変わっていました。
おかげで着々と体重は減っていき、10キロ近く落としたところである程度着れる服も出来てきました。
そしてその事に妥協せず、私は今日もこれからランニングに行くところです。もうあと5ヶ月で、まる2年ほど走ってることになります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?