閑話 みりん風調味料
アルコール依存症について話すにあたり、必要な知識を書き留めておきます。
依存症は治らない病気です。
依存症とは、
常に欲している状態
になるということです。
・常に駄々をこねる我儘なちびっ子(依存症)
・それを止める親(意志・理性)
脳内でこの2人が戦ってると想像してください。
ちびっ子の欲しいままに与え続けると、欲望のモンスターになるでしょう。その時点で親が止めても、素直に言うことを聞くでしょうか?
依存症は、すでに大きなモンスターになっています。
一生それを断つことでしか、回復状態を維持できません。
みりん風調味料は、みりんが使えないアルコール依存症の人がいる家族には欠かせない調味料です。(もちろん、そもそも置かないと言うのも選択肢のひとつだと思います。料理の幅をあまり変えたくない場合の代替案として、みりん風調味料はいいと思います。)
食事を共にするなど、なんとか家族団欒の時間を設けると断酒を維持しやすくなるでしょう。そもそも、もとから家族団欒できていればこの病気にはなっていなかったかも知れません。
…健全な愛情のやり取りがあれば、心を健康に強くし、アルコールをもっと早くに遠ざけられたのでしょうか。
子から親へ向く無条件の愛がなくなってからは、今はもう人間として認識するのがやっとです。
この部分は閑話には相応しくなかったですね。気持ちの変化が起こった頃の話はまた今度。
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