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マウントシャスタでの不思議な旅

5月5日の金曜日から5月6日の
土曜日の1泊で、
アメリカは北カリフォルニアにある、
マウントシャスタ、シャスタ山に行きました。

シャスタ山は、セドナと並ぶ
パワースポットであること。

友人がシャスタ山に
2回も訪問していたこと。

その2点で何となく
シャスタ山に行きたくなって
6月にアリゾナ州に引っ越しが決まると
早々に宿を予約したのでした。

運がいいのか、5月5日は満月の日。
何か運命的なものを感じました。

素敵なお宿、ストーニー・ブルック・イン

これも不思議な話なのですが、
シャスタ山に行く際に、泊まれるお宿を
探していた時に、

たまたま入手した
地域のフリーペーパーの「ベイスポ」に
シャスタ山のお宿として、
日本人の方がオーナーをされている
ストーニー・ブルック・イン、という
お宿の情報に目が留まります。

これはきている!

そう思った私はすぐに宿に電話して
宿を予約します。
その際にお話しさせていただいた
オーナーの女性の方が、
とてもやさしい方で、電話越しに
心をやさしく包んでいただいた
気持ちになりました。

これは、いい流れのような気がする。

そう感じました。

そして、5月5日の当日を迎えました。
朝、5時半に家を出て、シャスタに
向かいます。
所要時間は約6時間弱。

当日のシャスタエリアの天気は雨。

北カリフォルニアに近づくにつれ、
天気は傾き、雨が降り始めました。

こりゃまいったな。
シャスタ山に近づいてきても
山が全く見えない。

不安な気持ちになりながら、
ストーニー・ブルック・インにつきました。

シルバニア・ファミリーの家かと思った

ストーニー・ブルック・イン。

もともとは林業で栄えた
マクラウドの町の林業の会社の
独身寮だった建物をリフォームし
宿にしたそうです。

ちょっと古い感じはしましたが
アメリカンカントリーな
外装、内装がとってもかわいい
素敵なお宿でした。

そして、水晶の原石や、仏像の
モニュメント、絵画など、
スピリチュアルを感じさせる
置物もあり、神秘的な感じがしました。

その時は朝11時で、
チェックインには早い時間。
宿に来た理由は、
近くの滝のアクセスの仕方と
雨の日でも楽しめる場所を
聞いてみたかったためでした。

オーナーの鈴木さんが
笑顔で挨拶してくださり、
おすすめのスポットも教えて
くださりました。

少しお話しただけで、
何か癒しの何かを感じた気がしました。

白湯をいただこうと
宿のロビーに向かうと、
一人の男性にお会いしました。

お話させていただくと、
なんと日本からシャスタ山に
来た方で、通算50回以上
シャスタに来ているとのこと。

そんなにシャスタは魅力的
なところなんだ、と
しみじみと感じました。

そして、その方が

アリゾナから来られたとのことで、
6月にアリゾナに引っ越す予定の
私は、興味津々に
お話を伺ったのでした。

不思議なご縁を感じる。

これは面白くなってきた。

そう思いながら、
オカルト雑誌「ムー」にUFOの
記事を書いていたという
実のオバさんに35年ぶりに
アリゾナ州に会いに行ったという
奇跡的な話を聞いて、
テンションアゲアゲになりました。

その後、宿から出て、
裏庭に、3本の杉があり、
その間に石のベンチがあり、
瞑想スポットとのことでしたので、
短時間でしたが少し瞑想しました。

雨の中でしたが、気持ちがシン、
となりました。

森の中での散歩と、マクラウドの滝

小雨が降る中、宿から車で17分
にある、マクラウドの滝に向かいました。

駐車場から滝まで30分と
長い時間ではありますが、
主人と二人で森を歩きました。

とても静かで、動物1匹たりとも
会わない。

そんな静かな中で、
ぽつりぽつりと、主人と
何気ない話をしました。

環境がそうさせたのか、普段は
しない話もしました。

そして、マクラウドの滝に到着。
雨が降っていたせいか、
水量が多く、小さくとも
立派な滝でした。

小さくとも、自己主張がハンパないパンク系フォール

見つめていると、なんだか
自分たちの心にたまったものが
流されていく気持ちになりました。

雨が降っていたので、
長くはいられませんでしたが、
行と帰りの散歩と、滝を見ることで、
心と頭の中がきれいになった
気がしたのでした。

その日は満月で、本当は
静かに瞑想をしたかったのですが
疲れてすぐに寝てしまいました。

奇跡的な5月の雪と、太陽と、虹

朝6時。私は起きて、宿の外に出ました。
雨が降っている。と思ってよく見たら。

雪が、降っていました。

寒くて、すぐに宿に戻って、
主人に雪が降っていることを伝えました。
一緒に外に出て、近くを歩きました。

なんてきれいな。

北カリフォルニアの本気

このマクラウドという町は、
私の好きな映画、
映画「スタンド・バイ・ミー」の
舞台となった場所で。

そんな場所が雪に包まれていて。
とても幻想的でした。

朝食の時間が来て、
とってもかわいくておいしい
朝食をいただきました。

この朝食だけで、シャスタに来てよかったと思った

オーナーの鈴木さんは、雪景色の
お庭をカメラで撮影されてました。
20年以上住んでいる鈴木さんを
感動させる、この雪景色のすばらしさが
伝わってきました。

そんな鈴木さんから、
シャスタ山の写真が入った
2023年のカレンダーポスターを
いただきました!

実は宿に貼ってあったので
写メ撮ってました(笑)

なんと嬉しい…。

最悪、シャスタ山が見れなくても
このポスターがあれば
シャスタ山を感じられる、
かもしれない。

11時のチェックアウトの時間には、
雪が止んでいました。
しかし、お天気は曇りのままで、
シャスタ山は見えないまま。

このまま、本当に
シャスタ山を見ずに
帰ることになるのか。

そんな不安な気持ちを持ちながら、
バーニーホールという
ここいらでは大きな滝に
向かいました。

雨降る中ではありましたが、
滝は水量があり力強く、
素晴らしいものでした。

滝を見た後、滝周りを歩き、
帰るところで、

なんと、

お日様が出てきたのでした。

確か、その日の降水確率は
70%ぐらいだったはず。

なのに晴れた。

奇跡じゃババ様!!!

主人には理解されないセリフを
吐き捨てながら、

もう一度滝に戻って、
写真を撮りました。

さっきまでの雪が水量アップに貢献!

めっちゃ立派で美しい滝!!

突然の奇跡に主人と私は大興奮。

この調子ならシャスタ山が
見られるのでは!!

そう思って、
シャスタのふもとの
街に向かうのでした。

そして、山はありました。

どこかの州にある、
デビルズタワー並みの貫禄

やったー見えたー!

ん?でもなんか違うような…

あっ、これシャスタ山じゃなくね!?

こっちの山じゃー!!

全然見えぬ!!!

私たちは、シャスタ山を
見たことがなかったので
近くの違う山を
シャスタ山と思い込んで
いたのでした。

あぶねーあぶねー

違う山をシャスタ山と思って
そのまま帰るところだった。

帰る直前で気づけた奇跡よ!!!

気づかせてくれたのは、
シャスタ山かい?
マジで勘違いして帰るとこだったよ
ありがとう!!!

結局、頭のところが
みえなかったけど。

あなたの存在の大きさは
感じることができたよ。

シャスタ山も少し見れて
満足して帰る道の途中、
少しですが、虹を見ることが
できました。

心のきれいな人にしか見えないかもしれないぐらい
うっすらとした虹🌈

もしかして、見れるかも!?
と思ってた虹が出てきて
私は大興奮。

もうこの旅で思い残すことは
あるまいて。

声にならない思いが
ダダ漏れた気がしました。

たった1泊でしたが、
色んな奇跡が重なって、
大満足の旅となったのでした。

宿でいただいたシャスタ山の
ポスターは、家のコルクボードに
飾りました。

思ったとおり、毎日見ています

私は、この先の一年間、
シャスタ山のカレンダーを見て
思い出を味わい続ける日々を
送ることになりそうです。

ありがとう、シャスタ山。
ありがとう、
ストーニーブルックインで
出会った皆さん。
ありがとう、
私をシャスタ山に連れていって
くれた主人。

満月の日にシャスタ山に
やってきた私に、
色んな奇跡をありがとう。
神様。

気が付いたら、
アリゾナへの引っ越しで
ビビっていた私の背中を
シャスタ山が
そっと押してくださったような、
そんな気持ちになったのでした。

以 上

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