たとえ神社の看板でも

先日参拝した神社の看板にこんな言葉が書いていました。

「尽くせば誰かの為になる。その苦労は自分の為にもなる」

確かに。と思う反面、私は違和感を感じてしまいました。

※写真の神社は看板とは無関係です。

1、現在の自分の在り方次第

自分軸で生きていて、尽くすことが生きがいな状態であればいいかもしれませんが、自分を認められず、他人軸で生きている人が尽くすのは、ただただ苦しくなる様な気がします。

なぜかというと、自分が満たされていない状態で尽くした場合、見返りを求めてしまうからです。

かくゆう私がそうでした。自分の心がスカスカのまま、周りの人を助けようとして、勝手に期待して勝手に傷ついていました。

私はこんなに我慢して人に尽くしているのに、なんか報われないな。

そんなことばかり考えていじけていたんです。

2、人様を助けるのは後でいい

一見大変そうに見える人も、その人の学びの可能性があります。心配するあまり、助けてあげなきゃ！と中途半端に手を貸すのではなく、その人が乗り越えられることだから、その人に学びが来ていると思います。

あくまで私の意見ですが、助けようとするのは、その人の可能性を信じていない。むしろその人の学びを邪魔している気がするのです。

その人の力を見くびってはいけない。

陰ながら見守り、助けを求められた時点で助ける。その位の距離感が大切だと思います。

とはいっても、HSP気質の方は優しい方が多いから、体が先に動いてしまう方もいると思います。

それはそれで素敵ですが、自分を犠牲にするのだけはやめておいた方が良いと私は思います。

3、本当に自分にとってしっくりくるか

たとえ神社の看板でも、たとえ権威のある方の言葉でも、自分自身はどう感じるのか。まずはここを観察することが大切だと思います。

違和感を感じたということは、今、自分の信じている価値観とズレているという事。

なぜズレているかを深堀すれば、自分がどの価値観を採用しているかがわかります。

今まで信じていた思いがフィットしないと思えば手放し、新しい価値観をインストールすればいい。

全ての情報を鵜呑みにせず、自分の心で決める事が大切だと思います。

自分にとっての正解を分析、実験して精査していけば、必ず理想に近づくと思います。

自分の人生の全権限は自分なんですよね。そして自分で決めると、やっと自分の人生を生きている気がして、どんどん元気になる気がします。

4、まとめ

大人の良いところは自分を再度根本から見直し、改善できる所だと思います。子供時代に教わった教えが自分にとって本当に正しいのか、再度考えることができるので。

私は、まずは自分を助ける事に集中したいと思います。

自分がアンテナを張っている情報は入りやすいと聞きますので、日々分析と実験、改善してよりよい人生にしたいです。

ここまで、私の考えを書いてしまいましたが、この記事ですら鵜呑みにせず、こういう考えの人もいるんだなぁ～程度にゆるく見ていただければと思います。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。