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My Interview Note 1

長年試行錯誤を繰り返した、自分のエアラインパイロットInterview Noteから、全部で140問以上あったのには自分でも正直驚いた。もちろん、20年前にフライトスクール等を回って教官職を探した時の質問も含まれているが、こうやって見返すと奥が非常に深い。自分なりの答えを乗せているが、文法的や語彙的に間違いがあるかもしれないが、そこは目をつむって読んででほしい。実際はキャッチボールをするように答えるので、できるだけショートに答えた方が、向こうの理解が早い。また、向こう側にメモを取らせたり、考えさせる余裕を与えた方がスムースに行く傾向がある。自分の話したいことが山ほど出てくると、相手を気にせず、喋り倒してしまう傾向が私にはあったので、意識的に答えをショートショートのしていき、その代りに、ゆっくりと発音に気を付けながら話すようにした。実際に機内でPA機内アナウンスする場合、ゆっくり、ショートに話した方が、お客さんの受けが良いようだ。ゆっくりすることで、こちらが自信をもって話していると感じるようです。

このInterview Noteでは、Personal Questionだけを切り抜きしています。 ある程度、準備してない答えるのが非常に難しいと考えてます。

1. Tell me about yourself. How have you made it to where you are.
How have you made it to where you are. というのは別に面接会場へどうやって来たかとかそんなことを聞いているわけではありません。この面接にたどり着くまでにどのようなキャリアステップを進んでこられたのですか?ということです。つまり自分の経歴を説明すればよい。最終学歴から述べても良いし、私の様にもともとパイロットではなく、エンジニアだったのであればエンジニアの仕事を辞めてパイロットを始めたとか話すとよいと思う。そうすることで、パイロット以前のあなたのバックグラウンドが良く見えるからだ。どこで免許を取得して、どんな仕事をしていたとか 履歴書に書いてあるとおりに簡略して伝えてもいい。このあたりは簡単にいつでも説明できるようにしておくことが望ましい。実際には、既に履歴書に書いてあるので、簡単に述べられるようにメイントピックに絞って話すと良いと思われる。

ただ、最後に絶対に忘れてはいけないのが、どうしてこの面接に来たのかを履歴書にも書いていないのでしっかりと話すべきだ。それはキャリアステップをしたいとか、今の会社が厳しい状況で新しい仕事を探しているとか、本当の理由があるはずだ。それをきっちりと答えること。

My name is OOOO. I have been working for OOO Airline as a captain.  I started my aviation career 20 years ago. After obtaining CPL, I became a flying instructor at OOO flight school. I joined OOO airways OOyears ago and got my first command  in 2010. I am really enjoying my current job, but I would like to have a new challenge now.

Beside, I was an engineer before starting my aviation career. So i am good at math !

こんな感じになるが、既にCV(経歴書)が提出されているので、CVには書いていない、何かを話した方が良いと思われる。

2. Why do you want to work for us?
これは形式的に聞かれることが多いです。パイロットとして当然 キャリアステップで応募していることが大半なので、それをバカ正直に答えるのはなんとも気おくれがするのだが、海外の会社は皆それをよく知っているので何も隠す必要はない。単純にジェット乗りたいから、とか、私が乗りたい飛行機がこの会社が使っているからとか、どこに魅力を感じたのか?を聞きたいのである。海外の航空会社は日本やアジアの航空会社と違い、すべてのパイロットは経験者から雇うのだ。だからその人に定年まで働いてもらおうとか、そんなロングスパンでは考えていないのである。ただし、一般的に5年は会社にいてくれることを期待しているのを念頭に置いて話すこと
とても重要なことで、ある意味あなたのモチベーションは?という質問にも通じる。
Because , I always wanted to fly a big jet. 

とか、CPL取得後の最初の仕事探しであれば

Because, I want to build up my flight experience in order to join an airline company. 

正直に言っても大丈夫だと思う。いや、私は毎回バカ正直に答えている!この質問から、結構あちこちに飛び火するので小細工して答えると難しくなっちゃうので。たとえば過去にこんな失敗をしたことがある。

I am interested in your company business expansion and i have a confidence to help your farm. とか日本で見つけた面接本のセリフをそのまま使って、「じゃあどうやって助けるんだい?それとうちのパイロットになることは関係あるんかい??」とか突っ込まれ、答えられなくなった。その次に、What is your motivation ??と聞き直され、赤っ恥を書いたのだ。だから間違っても書店にある英語面接対策はやらない方がいい!?そのあとは、もう素直に直球でI want to fly OOO(飛行機の名前)!!って答えたら、面接官がGOOD !!と褒めてくれたのでこんな感じでいいのだろう。

このMotivationという言葉はよく面接に聞かれるので、いつも大事にしていた方が良いと思う。Motivationは行動を起こすための原動力となっているのでそれを素直に自分で見つめられ、説明できるか。簡潔なものほど強いモチベーションのような気がする。テレビドラマで見たのがかっこよかった!とか。彼女に良い恰好を見せたい!とか、そんなんでいいと思う。今後の質問にもたくさん、このMotivation 絡みの質問が多いような気がする。


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