NBA is just around the corner!!!

 NBAがもうすぐ開幕する。またひとつ、日々の試合結果やニュースにワクワクできることが増える。生活に潤いが増す。楽しみで仕方がない。

 シーズンのオン・オフ期間にかかわらず、日課として楽しんでいるのが、バスケ系YouTuberによる動画だ。配信者が、メディアにおけるプロアマ問わず、気に入りのチャンネルの動画はほぼ欠かさずチェックする。今の自分に蓄積された知識や見方のほとんど全部はそこ由来だから、いくらか偏りはあるにせよ、今や「ずぶの素人」の域は脱した自分であることは多分間違いない。YouTube様様である。

 平日は日々仕事に忙殺されている。うっかりすると、職場を離れてもずっと仕事にまつわる懸案事項のことを考えている。それで一つひとつ整理されていればまだいいものの、いつも結局答えの出ないまま何も進まないことはいつか書いた気がする。そんな中で、毎日、NBAについてのYouTubeを観る10分ちょっとが、唯一リラックスできていることに気がついた。

 こんなこと滅多にないのだが、このときの違いだけはよく分かる。NBA系のYouTubeを開いている間、気分が“スッ”と、扉を開いて別の部屋に入るような心地。そこは何も乱れていない穏やかな部屋で、でも「精神と時の部屋」みたく現世と完全に隔絶されているわけでもない部屋。つまり、夜ちょっとだけNBA系の動画を見て戻ってくると、少しだけ心が落ち着いた自分になれるわけである。あんな平均身長が2mくらいあってタトゥーびっしりの大男たちの饗宴世界こそが、今僕を最も癒してくれるコンテンツになっているのだ。そんな事実がまた心を愉快にしてくれる。

 もっと徹底的に追えばよいものの、テキトーなところが自分なのだが、自分はYouTubeのアカウントを持っていない。だから視聴こそすれ、いずれにも「チャンネル登録」はしていない。いつ最新動画がアップされているのかを、基本的には知る由がない。つまり、開いてみて、新たに動画が上がっているとラッキー! といった具合。そんな邂逅が今はけっこう気に入っていて、だから無いなら無いで「そっかー」くらいで、めちゃくちゃ些細なことだがそんなふうにしてくたくたな平日の夜を過ごしている。

 はっきりと言えるのは、日々の中で例えば仕事がメインとしてあるならば、NBAのようにまったく別の娯楽を持っているのは強い、ということ(めちゃくちゃ言い尽くされていることを豪語していることは承知)。昨年度までは職場にNBAの話で小一時間盛り上がれる同僚がいたのだが異動してしまった。いてくれればなー、と思うのは今も変わらずだが言っても仕方がない。そんな元同僚とは明日、久しぶりに、友人に結婚式で会えるから楽しみだ。ブルズがどこまで躍進するか、予想を聞いてみるつもり。10月19日、NBAの季節がやってくる!

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