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【連載】あなたはなぜピルコンに?#1

新連載!あなたはなぜピルコンに?が始まります。この連載ではピルコンのインターンとフェローにピルコンで活動を始めたきっかけや活動してみてどうなのかなどを書いていきます。ピルコンってどういう人がやっているんだろう?活動に興味あるけど、いまいち一歩踏み出せないな〜という方、ぜひ読んでみてください。

あなたはなぜピルコンに?#1 めぐりん(インターン)
はじめまして。ピルコンで今年の3月からインターンとして活動しているめぐりんです。私は都内私大の4年生(正確にいうと5年生。現在休学中です。)、専攻は国際関係です。私がピルコンの活動に参加したきっかけは、ずばり自分が性の知識がなくて困った経験があったから!それまでは全くと言っていいほど性教育には興味がありませんでした。海外の情報にはアンテナを張っていたため、漠然と日本の性教育は遅れているんだなという問題認識はしていたもののその問題に対して行動はしていませんでした。

私の場合は、性の知識がなかったことでパートナーとの関係が悪くなり、また過度に不安に襲われました。性の悩み事ってなかなか他の人には相談できない。お医者さんは「大丈夫、治るから」と言ってくれても、やはり精神へのダメージは薬では治せません。そういう状況になって、性について知識を持つことは自分だけでなくパートナー、困っている友人でさえ助けてあげることができる、ということに気付きました。

そこからとりあえず「性教育 団体」と調べて一番上に出てきたのがピルコンでした。まずは、団体の概要を見てからSNSを調べ「性の知識を広めたい、性教育を拡充したい」という自分の思いを実際に活動にできると思い、インターンに応募しました。

インターン直後から新型コロナウイルスが広まる
私がインターンを始めた3月、新型コロナウイルスの感染はまだ初期段階でした。そのためオフラインでの活動があったものの、そこからどんどんイベントはオンラインに変更、講演会はキャンセルが相継ぎました。なかなか、自分が想像していた活動はできずモヤモヤしていた時期もありました。現在では、講演会の依頼も徐々に増えてきました。オンラインもいいけれど、やっぱりオフラインで相手の反応が見える方がやりがいがあります。インターン・フェロー同士はオンラインで話す会があり、そこで皆さんの性教育の勉強方法やおすすめの本などを聞くことができるので、勉強になっています。

現在はSNS担当
インターンを始めて3ヶ月後、代表の染矢さんと個人面談がありそこでSNSを担当したいと伝えました。学校や家庭での性教育が重要であるのは変わりないですが、私たちの日常にあるのはSNS。そこでよりわかりやすく学べる性教育発信アカウントがあってもいいのではないか、と思っていました。なので、主にTwitter・Instagramで性教育を発信しどういう投稿がフォロワーのニーズにあっているのかを分析しています。もちろん1人では大変なのでフェローの方と一緒にSNS運用を行っています。

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活動が誰かの助けにきっとなる
一度、オフラインで講演会に参加したことがあります。そこで行われたアンケートでは、生理について悩んでいるという方が一定数いました。私も大学生になってから生理が重くなり、毎月PMSや腹痛に悩まされていました。性教育に興味を持つ前は痛み止め薬を飲んで我慢することが当たり前だと思っていましたし、友達にもそういう風に対処している人がほとんどでした。しかし、少し前から低用量ピルを服用し始めて症状は改善しました。その体験を講演会で話すことにより、少しでもピルへの偏見や誤解を解消していきたいです。また、自身のSNSでピルを使用してみた感想を載せると友達から「ピル興味ある〜」とコメントがいくつもきました。このように、私の経験や活動は誰かの助けになると思っています。

今後挑戦したいこと
もっと知識をつけて困っている人の相談にのれるようになりたいと思っています。私のように性の知識が不足で悩んでいる人に寄り添えるようなサポートをしたいです。現在はSNSで一方通行の情報発信をメインにやっていますが、本当はもっともっと対話をしていきたいです。

この記事を書いた人:フェロー・インターン めぐりん
国際基督教大学休学中の4年生。専攻は国際関係なので、他のフェローの方とはちょっと畑違い。自身の体験から性教育へ関心を持ち始め、ピルコンに参加。AMAZEの動画推し。


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