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【海外移住希望者必見】我が家のニュージーランド移住費用を大公開!

記事の概要

海外移住と聞いて多くの人が気になる「移住にかかるお金」について書きました。記事内の費用は、我が家が実際に支払った金額になっているので移住希望者の方、特に家族での移住を考えている方には必見の内容になっています。

この記事は私のブログ(https://newzealand-life.hatenablog.com/)で公開している内容を一部修正し、生活費以外で我が家が支払ったニュージーランド移住関連費用について加筆したものです。

無料版では、ブログで公開している「移住費用のうち生活費の部分」を読むことができます。

記事を購入いただくと、その先の「学費」、「ビザ申請関連費用」、「滞在時の保険」の内容も読むことができ、より具体的なニュージーランド移住費用をイメージすることができます。

ここまで生々しくニュージーランドの移住費用について言及している記事は珍しいと思うので、興味がある方には、ぜひ購入いただいて全文を読んでいただきたいと思っています。

モデルケース

移住の目的:永住権取得
家族構成:父、母、小学生の子供の3人家族
居住地:オークランド中心部
その他:自家用車は無し、移動はバス・電車の公共交通機関のみ。両親のどちらかが語学学校を経て、フルタイムの学校に通学。もう片方の親が子供の世話をする。

※この記事では、ニュージーランドの語学学校、専門学校を卒業した後の1年間の職探しビザ(Job Search Visa)の有効期限いっぱいまでの約3年分の費用について書いています。

支出項目の洗い出し

まずは支出項目を洗い出したいと思います。

(1) 家賃
(2) 電気代
(3) 水道代
(4) 交通費
(5) 通信費(携帯電話・インターネット)
(6) 食費 + 服飾費 + その他
(7) 学費(語学学校、専門学校)
(8) ビザ申請関連費用
(9) 滞在時の保険

項目別の金額を計算

(1) 家賃
支出で一番大きいのが家賃です。家族3人だと最低でも2~3ベッドルームの部屋を借りることになると思います。子供の年齢が4歳くらい(小学校入学前)なら1ベッドでも借りやすいですが、ある程度子供が大きい場合は子供用に一部屋を確保できるように2ベッドルーム以上でないと貸りるのは難しいかもしれません。

trademe という、ニュージーランドでは知らない人がいないと言ってよいほど有名なウェブサイトがあります。個人間での売買や、不動産売買、賃貸物件の情報が掲載されているこのサイトで、オークランド内にある3ベッドルームの部屋を探してみると、安く見積もっても一週間で400ドル程度。

ただし、安いところは治安があまり良くなかったり、中心地から離れているために近くにお店があまりなく、車を持っていないと生活が大変などのデメリットがあります。

そこで、もう少し中心部に近くて治安も良いところに住みたい…となると安く見積もっても週500ドルは必要になります。週500ドルだと1ヶ月(4週間)で約2,000ドルになります。

(2) 電気代
契約している電力会社や季節によって費用の違いは多少あると思いますが、無駄使いしないように節電して、1ヶ月の平均は150ドル程度。

(3) 水道代
我が家が借りているアパートは家賃に水道代が含まれているので払ったことは無いんですが、知人の話によると1ヶ月で30~50ドルくらいかかっているそうです。水道メーターが部屋別についているところは家賃とは別に請求されるようです。

(4) 交通費
移動は公共交通機関(バスか電車)を利用します。

オークランドの公共交通機関は zone という単位(地域の範囲)で運賃が決まります。1 zone が一番安くて 2 zone, 3 zone と増えるごとに運賃も高くなります。最新の運賃が知りたい方はオークランド交通局のサイトで確認してください。

AT-HOPカード(日本でいうSUICA)を使うと切符を買うよりも安く乗車できて、1 zone が2ドル。2 zoneだと3.5ドルになります。

家から1 stageの学校に毎日通うとして、往復で4ドル。
それを1ヶ月(20日)として80ドル。更に家族でたまに出かけることも考えて、1人あたり1ヶ月で20ドル x 2人分で40ドル。

合計で 80 + 40 = 120ドル

(5) 通信費
インターネット:ADSLのWifi。データ制限なしで1ヶ月で約100ドル。
携帯電話: 4週間で約20ドル(プリペイドプラン)

合計すると、インターネット + 携帯電話 x 2台で
100 + (20 x 2) = 140ドル

(6) 食費+服飾費+その他
食費は季節の安価な野菜と特売品を中心に買って基本的に外食は無し、服は基本的にセカンドハンド(中古)か、いただきもので極力出費を抑える。その他もろもろの出費を含めて1ヶ月で約600ドル。
たまに外食をしたり食料品の値段をあまり気にしなければ900~1,000ドル程度の想定です。

生活費合計(1ヶ月、1年)

上に挙げた支出を合計すると

家賃 : 2,000
電気代: 150
水道代:   50
交通費: 120
通信費: 140
食費等: 1,000
------------------
合計 : 3,460(ドル)

毎月 3,460ドルの生活費が必要になる計算です。
年間の支出にすると、3,460 x 12 = 41,520 ドル になります。
日本円(1ドル=70円換算)にすると、年間290万6,400円。

大学や専門学校に通いながら就職を目指すとすると学生期間1年と就職活動期間1年であわせて最低2年はかかります。ですので、生活費だけでも2年分以上はあった方が安心だと思います。

もしも英語力が大学や専門学校に通うレベルに達していない場合は、その前に語学学校に通い英語力を身につける必要があるので更に1年プラスして3年はかかると考えておいた方が安全です。

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