弟の祥月命日
私の弟は35歳で自死
死亡推定日は検案書によって3月3日
店の開店記念日だった
娘ちゃん2人のひな祭りでもある
そんな日に、ひっそり1人で逝ってしまった
目張りをしての自死
借りていた大家さんからは損害賠償されなかった
20年前のこと、母は何も言わない
あっ終の住処の家を買う時に弟にかけていた保険金を使ったって
たぶん私より弟の方が辛い運命だったかもなぁ
児相に、養護施設、鑑別所に少年院、秋田の祖父母に預けられた
そして成人してからは小菅の拘置所
その時は、国選の弁護士から被害者に示談書をもらい保釈金用意できれば出れると言われた
示談書もらって300万の保釈金払って、弟は太陽の光を浴びた
本来なら私に連絡するのが筋なのに、当時の母の彼氏が焼肉連れていったらしく結局私は何だったんだと思った
本当に死にたくてした自死なのか?
今考えれば不審なことばかり
でも、もう20年も経ってしまった
弟には20年もって、私の中で区切りができてるのに、やっぱり娘は違うんだなぁ
下の娘ちゃんの進学の件で、家族全員の住民票取りに行ったら上の娘ちゃんの名前が無くなっていた
去年4人家族の住民票取っておいたのが上の娘ちゃんの生きてた証
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