干しゼンマイの戻し方
徳島県西部のにし阿波地区は『世界農業遺産』に認定された急傾斜地農法を伝統的に継承している地区です。
その、にし阿波地区にある剣山の麓、つるぎ町で今年からゼンマイの生産と販売をさせてもらうことになりました。
今までは収穫とワタ取りのお手伝いだけしてたのですが、今年からはその後の乾燥やバチ切り、選別などもお隣の名人から伝授してもらっています。
急傾斜地で全て手作業で作っている国産の干しゼンマイはとても希少ですので、何とか繋いで残していきたいと頑張っています。
そんな干しゼンマイ、いったいどうやって食べるの?
という方の為に戻し方をお伝えいたします。
乾燥ゼンマイを鍋に入れ、ゼンマイが全部浸かるくらいに水を入れ、強めの中火にかける。
沸騰したらすぐに火を止めて、蓋をしたまま冷ます。
常温くらいまで冷めたらザルにあけ、もう一度水を入れて火にかけ、沸騰したらすぐに火を止めて蓋をしたまま冷ます。
しっかりとアクを抜きたい場合はそのまま一晩置いておく。
すぐに使う場合は、ザルにあけて水で洗い流し、食べやすい大きさに切って使う。
保存する場合、きれいな水に浸して冷蔵庫で保存。
時々水を入れ替えて1週間以内に食べ切る。
*ゼンマイは茹でると柔らかくなり過ぎてズルズルになるので、沸騰したらすぐに火を止めて下さい。
ゼンマイナムルの作り方↓
https://note.com/pikiniki/n/n26fed590d117
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