療育を拒み続けて。

 去年娘が年中の時に、登園拒否になり、それは1ヶ月程続きました。
 園長先生から、市で発育検査をやっているよ、と勧めてもらい、軽い気持ちで受けに行く事にしました。

 結果は、知能指数が平均の子と比べて少し低いとの事。療育に通えたら通ってみて下さい、と指示が。

 実際、近くの療育に見学に行ってみました。

 私が見学に行った療育は落ち着いているというか、、、。

 私が受け付けなかったんです。

 その後、信頼できる人に相談すると、「行きたないんやろ?行かんでええ。」 

 と一蹴されました。

 その後も保育園の先生から、何度も療育を勧められました。障がい児を預かると、いくらか分かりませんが、園に加算が入るとか。

 私は娘をなるべく小学校の普通級に通わせたい。その思いから、療育はお断りしました。

 その代わり、親子ダンスに通わせました。

 初めての事が苦手な娘は、初めはダンスの場で怒りだし、正直私も毎回嫌々通っていました。 
 
 通い初めて半年が経ち、私も開き直り、もう一緒にダンスを楽しもう、怒り出したら、その時考えればいい、と腹を括りまし。

 親子ダンスに通いだし、半年以上経ち、日に日に娘の癇癪が減っていくのを感じました。

 後1年早く、親子ダンスの存在を知っていればな、と後悔しました。

 小学校の普通級にこだわる理由が多々あります。
 普通級だと沢山の人と接する機会がある。その分困り事も増えるでしょう。私自身、あまり良い思い出はありません。

 しかし、振り返ってみると、そのおかげで人にもまれたな、と思います。人が嫌な時もありましたが、人と接する喜びも感じました。

 今では、娘は嬉しそうにダンスのステージに立っています。

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