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屋根裏のBAR#6

わたしは今1番面白いと感じるのは経営だ
大阪に来て10年、イマジネーションピカスペースをはじめて9年
このイカれた日々の中で、まさか自分自身が経営者の方に進むとは考えていなかった
まぁー経営はずっとしてたのかな
これだから人生は面白い
10年後、経営者であるのは確定だが、その時また違う考え方だと思う
それは経営者の道を進めばわかる事である。
ピカスペースの日々の中で、色々な人達がいて関わった
多角的に、多面的に、素直に、その人間を見るように努めた
良いところや悪いところなど様々だ
わたしは深い闇があるのにポップな人間が好きだ
ひたすら自転してる人間も好きだ
何度も同じ事を繰り返す人間も好きだ
あらゆる人間が好きだ
ただ好きだけではこれからの生き方をするならダメなんだと気づかされた
可能性のある人間や伸び代のある人間、共鳴できる人間、変われる人間、勝負できる人間、
一緒に生きていきたいと思える人間はやはり稀なんだと思う
これだけ人間交差点の様な店をやり続けて思うのは、8割の人間は汎用性の資質が弱いと思う
それはその人間の生き方が反映するのだと思う
10代や20代には可能性や伸び代がある
30代に入ると生きてきた軌跡から型や確信が生まれてくる
経験を通して物事を進める
それを広い世界で更新して行くべきだと思う
ただ型や確信から狭い世界に入る事が多々ある
これを村と呼ぶことにする
この村がやっかいなのである
居心地がいいんだな
そこで型や確信が更新されるとかなり手遅れになる
40歳に入る頃に広い世界で更新した確信と、狭い世界で更新した確信に明らかな差が生まれる。
前者はその経緯の中で、汎用性に富んだ柔軟な考え方になる
後者はその経緯の中で、汎用性に欠け、足らない部分を理屈で固める様になる

続く

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