死にたいと泣いたあの夜を超えて

やり直せない人生を過ごしてきみが死んでしまったとしても、きみとぼくが生きた重たい数年間を自殺なんかじゃ済まさせないし採伐とした他殺を治安だとかいう一言で片付けないから安心してね。きみが苦しかった日々に終止符を打って安心して眠れる明日になろうね。みんなが思うことを同じように思えなくて不安だったあの日もきみが血まみれになって憎んだあのひとも明日にはきみのものになって安心できるから大丈夫だよ。もう苦しまなくていいんだよなんていうありふれた終わりの言葉できみを飾って、手に入らなかったすべてを超えてきみは伝説になるというぼくの想いで言葉を飾ってきみはもう大丈夫になるから、どうか安心して眠ってね。顔も名前も知ることができなかったきみ、ぼくのとなりで過ごしていてくれたきみ、全員、ぼくの文章に手を差し伸ばしてくれてありがとう。大好きです。どうか、どうか幸せに生きてください。今までを超えてきみは伝説になれるからね。安心してね。

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