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過去には拘らないことにした。

3日にしてやっと手帳の新調

つい先ほど、1月の売り上げ目標の会議があったので、今年の手帳をおろした。わたしはほぼ日手帳カズンのユーザーで、昨年の仕事がまだ残っており必要なメモ書きもあるので、3日にして新調できずにいたが、これを機に新しいものを使うことにした。

今年は心動くカバーがあったが

ほぼ日手帳のカバーは毎年チェックをする。今年は「東京タワーがメトロノームになっている」素敵なデザインもあったが、基本的には今使っているもの(4年目くらいだろうか?)が一番好きなので、よっぽどのことがない限りこれを使い続ける予定。

一度この人の個展にも行ってみたいもんだなあ。

都合の良い保管庫の整理

ほぼ日手帳の長所でもあり欠点でもあるのだが、ポケットがいっぱいある。そのため、わたしのようにものが捨てられない人間にとっては、色んなものの都合の良い保管庫となっている。

亡くなった近所のネコの写真、高校時代の写真、個展で買った絵葉書から、誰かからもらった手紙、思い出のプログラム、はたまた仕事のメモ書き、ipadの価格表まで…。捨てるわけにはいかんので取っておいたものが年を重ねるごとにどんどんと増えていく。しかもどれも、「これなんだっけ」というものではなく、それぞれ鮮明に思い出されるのだ。「一緒に撮って!」って思い切って言った写真とかさ。

ということだったが、どこかで区切りが必要だと先ほど思った。特に理由はないが、こういうものに捉われて、ずっと一緒に移動し続けている(ほぼ肌身離さないから)のもなかなか変な話だ。毎年、新品の中身を買ってはその袋の中に旧年の手帳を入れて本棚にしまう。今年はその袋の中にその一式も入れることにした。

3冊の手帳の供養

ただ現在3冊目となる手帳を捨てることはまだできない。理由はない。別に今捨てたっていいんだけど、肌身離さず持っていた分、怨念や情念など、ほぼデスノート化しているページだってあるので、もう少し供養が必要だと本能的に思う。これがものを捨てられないやつの思考回路だというのもわかっているが。

新しい手帳を、古いカバーに入れる。この手帳交換の作業はちょっとしたコツがあって、毎年慎重になる。心なしかカバーが汚れてきた気もするが、外のビニルカバー(これは毎年びりびりになるので買い替えている)があるからまだ大丈夫だろう。今年、また心動くデザインがあれば買い替えも念頭に置いて(毎年恒例)、大切に使おう。

毎日書いても書かなくてもいいが、字がデカいので書く時にはしっかりと余白が必要となる。だから1日1ページA5サイズをずっと持ち歩いている。きっとこの余白が心の余裕になっている、そんな気もする。

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