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また猫が住む街に住みたい

2020/02/22
🐈🐈🐈🐈🐈

2が多く並ぶ日という事で、猫ちゃんの話が各地で飛び交っている気配を感じながら、私もその話題に触れて書いていこうと思います🐟

考えてみれば、私はまだ住む街を選んだ事はないのだけれど。いつもそばには数匹の猫が住んでいた。

幼い頃は家の真前の川の、その向こうにある空き地近くによく猫が集まっており、幼馴染みと頻繁にそこへ遊びに行っていた。

クロちゃん、チビちゃん、さぶろう、、、他にも2人して名前を呼んだいたはずだけど。はっきりと覚えているのはこれくらい。

ある休日のお昼、しっぽの短いチビちゃんを撫でられるのが嬉しくて、空き地の直ぐ隣のガラクタ置き場の入り口で何時間と膝の上で撫でていた。いつのまにかその温かさで眠たくなって、殆ど道路というような場所で寝てしまっていた事を未だに覚えている。確かあの後、家に帰ると祖母に「どこに行っていたの!」と少し強めに心配をされたし、風邪もひいた。

ペットとして飼ったことは無いものの、こうやって幼い頃から近くに住んでいる猫達と共に育ったものだから、今でも何処かでふと猫を見かければ、少しでもお近づきになれないか。と声をかけてしまう。

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実は私は今住んでいる街を3月までで引っ越す事がつい最近決まった。またしても次に住む先を選ぶのは私ではない。引越しの際の希望が私にはあんまりないためだ。何処にでもいける。
でも、強いて言うなら、せめて猫が住んでいる街が良い。

東京に来ると決めて、今の街に妹と同居で住んでいる。場所や部屋の条件などは全てお任せした。
今の街にも駅から家までの間、家の真前にある公園で数匹の猫と会う事が出来ていた。
何となく東京の猫ちゃんは警戒心が強くそこまで仲良くはなれなかったけど。

それに加えて、私は今の街が思っていたよりも大好きだ。理由は話せばいっぱいあるのだが、この猫の話に添えて話すのであれば、私にとって誰の事も知らなかった今の街が、知り合った猫にも、知り合った人にも約束を交わすことなく偶然出会す事が出来る街になっていたからだった。

普段歩いていて、顔見知りの人や猫にばったり出会えるというのは生活を送る中でふとした喜びに繋がっている。

3月が終われば、2年住んだ今の街からは出る事になる。暫く、か、もしかすると一生、この街に住むという事は無い。

次に住む場所はどんな所になるだろうか、そんなに条件は無いけれど、これからもせめて、猫が住むような街に住みたい。今後、住む街を選べる時が来た時も、私にとってこの希望は大切である。

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ここまでお読み頂きありがとうございます💫
本日も良い日をお過ごし下さい🐈

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