IELTS再採点をしてみた #7

再採点で本当にスコアが上がった話

なんとなんと、IELTSとの戦いが終わりました。終わってしまいました!受験回数1回きりで!
最初で最後のIELTSとなった経歴はこちら↓

11/20にIELTS初受験
(UCI留学条件となる、各セクション6.0以上 overall 6.5が目標)
→R7.0 L6.5 W5.5 S7.0 overall 6.5と惜敗
→Writingが諦めきれず、再採点に提出(詳細後記)
→留学サポーターの方に相談するも、再受験を促される
→絶望
→12/14再採点の結果が届く!!!

早速ですが、再採点してもらった結果がこちらです。

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なんと!Writingが5.5から6.0にアップしました!やったあ!!
この結果を持って留学サポーターの方に報告すると、「今回のスコア表を提出すれば、学部留学への出願において英語パートは問題ないでしょう」のお言葉いただきました!
1発で目標クリアは嬉しいばかりです!

目標スコアクリア後、自らの対策を公開されてる方が多いのですが、私はそこまで自慢できる点を取れていない上、参考書を熟読した、くらいしか言えることがないので、再採点の方法について紹介したいと思います。


再採点をおすすめする理由と対象

英検やTOEIC、TEAPなど、いくつかの英語資格試験を受けてきましたが、私が知る限り、再採点という制度が整っているのはIELTSのみです。
IELTSの再採点制度は、テスト結果に疑問がある場合、1〜4技能において申請できるサービスです。事前に一律9000円の手数料の振り込みが必要となりますが、再採点の結果スコアが変更された場合、手数料は返金されます。
詳しくは公式サイトをご覧ください。

前回受けた時よりものすごくスコアが下がっている!こんなに取れていないはずはない!なんて方は、ぜひ再採点をおすすめします。再採点において点数が上がることはありますが、下がることは全くないので、それもおすすめのポイントです。
しかし、手数料が少々お高いのと、再採点まで日にちを要することから、生半可な気持ちで提出しない方がいいかな、とも思います。

IELTSの再採点の対象は、前述の通り4技能全てなのですが、ほぼ間違いなくリーディングとリスニングは上がりません。なぜならリーディングとリスニングには確固とした正答があり、それを元に採点しているためです。しかしライティングとスピーキングは正答が一つではなく、採点者によってスコアにズレが生じるものです。
再採点を申請すると、回答が本国イギリスに送られ、本部の再採点担当者によって、より正確な採点がなされます。イギリスに送って再採点を行うことから、かなり時間を要しますが、0.5でも良いからスピーキングand/orライティングのスコアを上げたい!という人にはおすすめです。


再採点の手順

私は日本英語検定協会主催のIELTSを受験し、そこからIELTS再採点の申請を行ったため、そちらの手順を紹介します。

①IELTS公式 東京テストセンターにメールする
 東京と大阪でメールアドレスが異なるので注意です!(こちらも詳しくは公式サイト参照) メールで再採点を希望する旨を連絡します。

②返信されたメールからEOR(再採点)申請用紙をダウンロード&記入
 サンプルも添付されているのでとても親切。日付や名前などを書き、再採点してほしいカテゴリーに丸をします。私はSとWを再採点に出しました。いくつ出しても手数料は一律ですが、結果開示に時間がかかるので、最少限で良いと思います。

③手数料を振り込む
 こちらもメールで指示されている通り、指定の口座に振り込みます。

④記入した申請用紙と振込証明書(スクショなどでも可)を郵送
 指示された宛先に送ります。

⑤じっくり待つ!
 振り込みが確認され、書類が到着した段階で、解答用紙や音声データがイギリス本部に送られます。マイページの試験結果閲覧ができなくなったら、再採点が始まった証です。(再採点開始の通知などはなかったので、私はこれを見てとても安心しました) メールには、3週間程度時間を要すると書いてありましたが、実際には書類を送付してから2日後に閲覧ができなくなり(再採点が始まり)、それから土日挟んで6日後にメールで結果が来ました。

届いたメールがこれです。

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「変更がございます」!!上がったんだな!
とめちゃくちゃアガりました。あやうく手数料返還手続きを忘れるところでした。お気を付けください。


自信があるなら再採点をした方がいい

結局これに尽きると思います。

私は最初の結果を見てすぐ、再採点のことを思い出し、必死にググりました。どれくらい上がるのか、結果が出るまでどれくらいかかるのか、どのくらいの確率で上がるのか…

どれくらい上がるか、というのに関して言うと、0.5~1.0くらいが相場みたいです。それもほとんどWriting。私もSpeakingは上がらなかったし、Writingが0.5上がっただけで十分嬉しかったです。誤差はあってもそんなもんってことですね。

どれくらいの確率で上がるのか。これは9000円という手数料にビビッて、死ぬほど調べたのですが、私調べで言うと、Writingが50%、Speakingが30%といったところかなと。ネットで公開する人は、再採点に失敗した人より成功した人の方が多そうなので、もしかしたらこれより少ないかもしれません。しかし、初めて受けた私が勢いで再採点に出してみたら案外上がったので、自信ないけど出してみたら上がった、なんてことも結構あるのかもしれません。

IELTSの受験料は一回25380円。再採点は9000円。
びっくらお高いIELTSですが、WritingやSpeakingのスコアがあと0.5足りない!なんて場合は、再採点を検討してみてはどうでしょう。9000円の賭けですが、勝率は意外と悪くないかもしれません。
お財布と今後の予定と、あとは自信のほどと、よく考えてみてください。

質問などあればなんでもお答えします!

ではIELTSの回はこれにて終了です!
次回からは具体的な留学の話をしていきたいと思います。BYE~~

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