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スピリチュアルが大嫌いでした

「生年月日と名前で全てわかる」

こんなことを言ったのは私の前職の社長でした。
なかなかヘビーな社長なので興味がある方はこちらをどうぞ。


・その人がどんな人で、どういう使命を持って生まれたのかわかる、自分はそれがわかる人から引き継いで教わってしまった。
・みんなも自分を知るの大事だから、ラッキーだね!教えてあげるよ!
・〇〇さん(社長と馬が会わないスタッフ)はこういう星だから、ここが合わないのは仕方ないんだよ、もうね、これは決まってるの。
・人はね、カルマを持って生まれるんだよ。ニュースで残虐に亡くなる人もいるけど、あれはカルマを解消してるから僕はよかったなと思うんだ(この話はまじで反吐が出ると思った)


(………は?)


すげー自信、神様にでもなったつもりかよ。
てゆか〇〇さんは私のこと見てほしいなんて全く言ってないのに、何をみんなの前で言ってるの?

生年月日と名前だけでその人がわかる?
お前は、目の前にいる職員を人として見てないのかよ。
人のこと、決めつけんな。


すでに解雇が決まっていた私はこんなことを思って、この自己満の占いを聞かなくて済むことに心から安心しました。

とか言いながら解雇の後、色々悩んで2件占いに行ったりもしました。
一時は気が楽になったけど、その後鬱状態になって引きこもりました。


「あなたは大丈夫」


仕事を辞めるとき職場の何人にも言われた言葉を、占い師にも言われたけど、何も大丈夫じゃありませんでした。


だからもう、占いとか馬鹿馬鹿しい。
スピリチュアル?カルマ?胡散臭い!!

自分の人生は自分で決めるのに、何が「決まってる」だよ。
どんな人か接しもせず決めつけんなよ。

そんな風に思っていました。



おまけに私の生まれは創価学会で、両親はそりゃもう熱心な信仰者。
私は生まれたときから意思なく学会員。物心ついたときから、学会の空気感は肌に合いませんでした。

何度嫌だと言っても、信じてみてと言われる。見知らぬ人がいきなり家に来て「最近どう?」と善人の顔で言ってくる。
それが嫌な人ならまだしも、本当にいい人だから、拒否反応が起こる自分が嫌で、胸が痛んで辛くなる。



縁が強かったんだろうなと思いますが、私は生まれたときから信仰をはじめとするスピリチュアル系を押しつけられることが多かったのです。



考えがひっくり返った

そんな私が「占いすごい!占星術は学問だ!!」と変わったのはTwitterでにゃんちーと出逢ってからでした。

2019年、色々もがいていた私に突然ファイルが送られてきました。

『ぴいちゃんの星読み』

中を見ると、これは私の説明書でした。

たまたま直後に会った人に見せたら
「これ、ぴいちゃんに会った感想じゃなくて?ちゃんと星読んだの?笑」
と言われました。もちろん冗談ですが(笑)。

そのくらい『私そのもの』が記されていました。


星読みのお陰で受け入れられたことがたくさんあります。いくつか挙げると…

物事を裏表の両面からみるタイプで、偏った意見を持つことは少ないです。
常にシーソーのようにバランスを取ろうとします。

偏らない、というか偏れないのが悩みでした。


基本的には活動的でリーダー役向きです。価値を生み出すことが重要な模様。
とはいえ、太陽から見れば柔軟的でサポート役にもまわれる、月からみると諦めずに長期的に何かに取り組むとかできるマルチタイプな気がします。

リーダーもサポートもできる…というのは器用貧乏だと思っていたこと。


自分よりも他人を優先する、愛情が深くて世話好きな人。
周囲の人や環境の影響をとても受けやすいので、波が生じやすいです。しかし、考え方が柔軟なので天性の愛されキャラ。

これ、自分で言ったらいい奴かよ!ってところ(笑)。他人のためがモチベーションになりやすいし、波もありまくり。愛されキャラは嬉しいからここまで載せるという(笑)。


どんな立場、状況に置かれても、楽しみを見出していけるタイプです。
地位やお金に強い欲求はないため、風のように生きていきます。

そう、お金はないと困るけど、あまり興味がないから稼ぐこととのバランスに頭を悩ませています。泣



もういっそ「これが私です」って履歴書みたいになればいいのに、と思います。

これで自己紹介完了するんじゃない?って感じ。
あ、そっか。これで自己紹介書けばいいのかと思いついたので、次は星読みの内容もっと公開して自己紹介しようと思います。未だに自己紹介note書いてないし。


にゃんちーには「載せてもいいけど、そんなに大っぴらにしていいの?!」「裸族」と言われてます(笑)。

いやでも、別にこのまんますぎて誰も何も思わなそうだし(ギャップほしい…涙)。



……話を戻します(笑)。
こんな感じで私の取説のような星読みが届いて、スピリチュアル大嫌いがなくなりました。

そうか、今まで出逢った人は、この学問の扱い方が違ったのだな、と。

というか、信じるものは押しつけるものじゃない。
私の場合たまたま押しつけられたのがスピ系なのであって、きっとそれ以外のものを押しつけられたら、きっとそれを嫌いになったんだろうな。

にゃんちーは決して私のことを決めつけない。押しつけない。
手紙のようにそっと言葉を置いてくれたから、考えがスルッと変わったのだと思います。


未だにカタカナとか胡散臭く感じるときがあるけど、ただひたすら言語の問題なのだなと思います。(それにしてもスピとかカルマとか怪しすぎるよね、もっといい言葉ないのだろうか)

そもそも、世の中のもの97%くらいは目に見えないっていうし、スピ=怪しいではなくて、その内容と扱う人を大事にするようになりました。(今や『ことだま』なんて怪しさ満点のもの勉強しちゃったし)


占いは信じるものではなく使うもの。

そう気づいてから、占いは私の強い味方になりました。

そして、みんな星の通り過ぎて面白い!
気圧で頭痛くなるってのと同じくらい、自覚なく星の通りに生きてるんだなぁと気づくと面白すぎて、私の知的好奇心という名の、尽きない人間研究の材料に占いはハマりすぎました。

「なんでこんなのできないの?」みたいなことも星で比べれば一目瞭然。みんなそれぞれ苦手があるし大変なんだなぁと星が教えてくれます。


おわりに

そんなこんなで占いが好きになりました。でも「そればかりに寄る」「それが絶対」みたいに扱うのは好きではありません。

「体、心、精神で三位一体」
「スピリチュアルに寄ると地に足がついてない」

と、スピ系の方に教わりました(笑)。

あーそれだ!言ってることは間違ってないけど、なんかふわふわした、説得力ないやつ!(いわゆる胡散臭い人!)

と、納得したので、私はどれも大切にしたく全部勉強してます(体は納得いくものに出逢えていないのが課題)。


大嫌いだったスピリチュアルの世界を受け入れたことで、大切なこと、大切にしたいことをたくさん見つけた気がします。

大嫌いがひっくり返った私だからこそ、以前の私みたいに抵抗がある人でも「占いは学問だ!」「役立つように使おう!」くらいに思ってもらえるような、受け入れやすい言葉を紡げたらな。なんて思います。

気持ち的には、西洋と東洋、感情と論理、見えるものと見えないもの、そういった反対側にあるものの考えを繋ぐみたいな。架け橋みたいな。
とことんシーソーのようにバランスを取りたい私(笑)。



締めたいけど締め方がいつもわからないので、最後はシンプルにします。

占いに振り回されるな!使うものにすれば、スピリチュアルは面白い!

いただいたサポートは人のケアに使える勉学に使って周りに還元させます!