カブト虫はかっこいい、おっぱいは性的 というのはただの先入観なのか〜

まずはとりあえずこの動画をみてほしい。
12秒の動画なのですぐ観れる。

これをみて割と衝撃的だった。

この動画によればカブト虫が
・かっこいいもの
・良いもの
だという感覚はアメリカには無さそうだ。

というか昆虫に対する価値観みたいなものがどうも日本とそれ以外の国とで違いそうだ。
以下の動画の19分25秒あたりからをみてそのように感じられた。
※なお、こちらの動画は見なくとも本noteを読むことに支障はない。

ドイツ人の友人と話した時も似たような話になったことがある。

彼は日本のアニメや漫画が好きで、そういった作品内で虫とりするところを見たことがあり、
虫とりという遊びが日本に存在することを知ったとのことだった。

逆に言えばアニメや漫画を観てなかったら虫とりという遊びは知らなかった、つまり少なくともドイツにはそういう遊びは存在していないということだ。

そして彼がいうには、
「もし自分が虫とりするとして、捕まえ虫をカゴに入れるとこまでは楽しめると思うが、そのカゴを家の中に入れることには抵抗がある」
とのことだった。

まぁ何が言いたいかというと、
「カブト虫はかっこいいもの」という感覚は人類共通のものではない
それを知って驚いたということだ。

小さい時に生まれ育った環境がカブト虫の価値を決めるのだ

日本人は「カブト虫はかっこいいもの」という価値観が存在する環境で小さい時から生まれ育つので、先入観として植え付けられて育つのだろう。

そしてそういった先入観が無い国で育てば、そういった価値観を持たないまま成長するのだろう。

確かに冷静に考えたら、カブト虫もゴキブリも大して変わらない気がする。
なんでカブト虫だけ特別扱いされているのだろう。
何か歴史的な経緯があるに違いない。

おっぱいもカブト虫と同じだ

おっぱいというのは男性の多くが大好きであるし、私も大好きだ。

しかしこれもまたカブト虫と同じで先入観だと思われる。
昔の日本人はおっぱいに価値観を見出していなかったらしい。

こちらの記事にその事について書いてある。

実際に、おっぱいに別に興味は感じないという男性に人生で今まで2回ほど会ったことがある。

生まれ育つ中で、おっぱいは良いもの という先入観が育たなかったということだ。
どういう風に生まれ育てばそうなるのか、おっぱいに性的興味を持つもの、持たない者の違いを研究や論文にまとめたものがあるのであれば見てみたい。

人の価値観というのは、絶対的な揺らがないものではないのだなぁ〜


人々の価値観は環境(時代や場所)の影響を大きく受けるということだ。

こう結論をまとめてしまうと当たり前の話のように見えるが、
カブト虫やおっぱいという実例を見るとなかなか実感が湧いてきた。

上記の結論は集団としての傾向という意味合いだったが、
これは個々人の趣味嗜好にも当てはまるかもしれない。

自分の好きな食べ物とか、好きな女性のタイプとか、
好きな映画だったり、そういったあらゆる好みも
人生のさまざまな偶発的な出来事によって決められてきたのかもしれない。

そう考えると何とも「自分という存在は不確かなものなのだ」という感覚が湧いてくるなぁ〜

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