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結果だけを見て判断するのは、悲しいことだと思った話。

こんばんは、ぴぐです。

ご訪問ありがとうございます。

息子(中3)は、現在手首骨折中。

骨折が判明する前に、部活の陸上大会に出場しました。
その大会の日に、息子が顧問の先生から言われた言葉を
聞いて、思ったことを綴りたいと思います。

100mのスタートで

「手首が痛い」と何度も言う息子。
まさか骨折だなんて疑いもしなかった私は、
湿布を貼って大会に送り出しました。

その日の大会では、100mと三段跳びに出場。

お茶の入ったグラスも持てないほど痛くて、
100mのスタートをうまく切れなかったそうで。

当然タイムもいつもより1秒以上遅く……。

そのタイムを見た顧問の先生が、
「お前のタイムと走りはクズだ!」と言ったとのこと。

確かにタイムは遅かったけれど

中学3年生の大会。

3年間の集大成として、結果を出してほしいと思う
先生の気持ちはよく分かります。

中体連前の大切な時期に、何をやってるんだ?と
思う気持ちも分かります。

確かに、タイムが遅かったのは事実です。

今回、息子は先生に手首の件を話していませんでした。
「話したら、気持ちが緩んでいるから怪我をする!
みたいなことを言われるから」だそうです。

(ちなみに今回の骨折の原因は、部活中の怪我。
気持ちが緩んでいたわけではなく、他部員の
足が絡まって派手に転び、起きたことです。)

たとえ息子が何も言わなかったとしても、
大人として一歩踏み込んだところまで
考えて欲しかったと思っています。

息子はその日、手首に湿布、肘や膝には
多くの絆創膏を貼っていました。

その湿布と走りに何か関係があるのか?

少しでもそこを考えてもらえたら、
発する言葉が変わっていたのでは?と思います。

少なくとも、「クズ」の言葉は適切では
ないはずです。

結果に対して罵声を浴びせてもいい方向には進まない

今回の息子の件、タイムが遅かったという
『結果』だけを見て発せられた言葉です。

『なぜタイムが遅かったのか?次回この失敗を
どのように活かすのか?』と息子本人に
問いかけ、考えさせる方が今後につながるし、
息子も萎縮しないと思うのです。

とは言え私自身日常生活で、結果だけを見て
子どもたちに言葉を投げかけてしまうときがあります。

さすがにクズとは言いませんが。

いずれにしても、何事も結果や表面だけを見て
感情のままに発言するのは、とても危険だし
悲しいことだと再認識しました。

最後に

今回の件に関して、息子はいつものことだと笑っています。
(それだけ発言が常習化しているってこと?!)

先生の発言自体は褒められるものではないと思っていますが、
私も、『大人>子ども』の図式を無意識のうちに
頭で組み立てているときがあります。

大人が子どもを守る必要はありますが、
どちらが上とか下とかないんですよね。

一人の個として、常に対等でいることで
冷たい言葉やひどい言葉は出てこないはずです。

子どもに対して、物事の結果や表面だけを見て
安易に発言するのは危険ですね。

子どもが安心して自分の意見を発言できるように、
大人が先に発言するのではなく、
子どもの考えを聞き出すことが大切なのだと感じました。


最後までお読みくださり、
ありがとうございました。







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